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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

あかつき屋 外も中も初夏の装い

6月。春から夏への踊り場のような時季。日は長くなり、日差しは時に強く感じます。そんな時季も今年は、ちょっと静か。件(くだん)のコロナ禍で、金沢は毎年6月第一週の週末に開催される百万石まつりが中止に。観光の人の姿も目立たず、穏やかに時間が流れていきます。

でも、世の不安定な動向と無関係のように、自然は正しく、健やかに時を刻んでいます。緑は一段と厚みを増し、花は順に開いていきます。あかつき屋のお庭でも同様で、それに歩調を合わせて、ここでは、お宿の内外で、しつらえを変えています。

(玄関は、夏バージョンののれんに替えました。)
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(円窓前に整えた生け花)
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玄関前ののれんは、夏バージョンに。麻布に染色された水色のそれは、さわやか。風に吹かれて、なびく様は、見ていても気持ちいいです。
玄関から入って正面の生け花も活け替え。彩り鮮やかで、一服の清涼剤になっているようです。

(華やかに咲きそろったサツキ)
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(ギボウシは日ごとに生長。開花は間近)
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お庭は、この時季ならではの光景に。サツキは、清楚な花を順に咲かせており、そのそばにあるギボウシは茎を日に日に伸ばし、もうじき花を咲かせるような按配です。
過日、二泊されたお客様は、そんな風景に感嘆され、縁側でしばし憩いの時間を過ごされました。

今は、夏の繁忙期の前の、比較的静かな時ですが、それにふさわしいおもてなしをと、朝、気持ちを新たにのれんを掲げる日常です。

感謝を込めて 割安宿泊プラン提供

今回の新型コロナ感染拡大は我々宿泊業界にも大きな打撃を与えましたが、それをも上回るほどに厳しい状況に立たされたのが、医療関係者の方々かと思います。そうした方々を含め、コロナ禍でご苦労された人たちに対して、感謝と慰労の気持ちを表したいと、あかつき屋では、6月1日から7月20日までの期間、割安宿泊プランを作成しました。この期間は、感染症対策の一環として、一日一組のご宿泊となります。

主に北陸三県の人を対象にしています。もちろんこちらでは、これまで以上に衛生管理体制を強化し、安全、安心のご宿泊となるよう、最善を尽くします。どうぞ、お気軽にお申込み下さいませ。
詳細は、以下の通りです。

①料金  お部屋貸し
       6畳間1室一泊 6,350円(通常の1千円引き)
       10畳間1室一泊 12,700円(通常の2千円引き)
       *宿泊税 一人一泊200円 

②サービス内容
  ・一日一組の受け入れ(通常は複数組の宿泊可)
  ・金沢美味クーポン2000円券を進呈(10組分、先着順)
  ・お宿スタッフが希望者に対して近隣の名所や見どころをご案内

③利用可能日
       2020年6月1日~7月20日

④予約方法
基本的にあかつき屋のHPの予約フォームから申し込んで下さい。予約フォーム内の質問・要望の欄に「北陸三県のお客様限定。割安宿泊プラン」に参加と明記して下さい。

緊急事態 全面解除 衛生面アップ

かつて経験したことのない感染病災厄・コロナ禍は、峠をようやく越えようとしているようです。感染者がこのところ激減し、政府は25日夜、緊急事態宣言を全面解除しました。外出規制などが段階的に緩和され、今後は観光などの動きも次第に活発化しそうです。

これを受けて、あかつき屋では、衛生管理面をさらにアップさせました。お客様のチェックイン時などにおいて安全性の向上を図るため、衝立状の透明の安全ガードを導入しました。会話時に際しての飛沫被害を防ぐためです。
コミュニティルームには、空気清浄機を設置。古い町家ですが、最新機器の導入により、モダンな雰囲気も醸し出されました。

(納入された透明の安全ガード)
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(導入した空気清浄機)
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アクリル板などで作られた安全ガードは、既に医療機関の窓口や店舗の支払いカウンターなどで見られ、あかつき屋では当初、これをどう導入するか、悩みました。自分で作るには煩雑な面があり断念。大手家具店に製作を依頼してみましたが、その予定がないということで、頓挫。

そんな折、ある業者さんがこれを手掛けたことを知り、早速発注しました。この度届いたそれは、支柱に透明のビニールシートが取り付けられた簡易なものでしたが、コミュニティルームの大きなテーブルに置いてみたところ、存在感があり、頼もしく感じました。

これに合わせて、大手家電量販店で買った空気清浄機も設置しました。あかつき屋は、西向きの前面に格子戸があり、もともと風通しのいい造りをしていますが、これで一段と空気が清浄化すると思います。

なお、コロナ禍でご苦労のあった人たちへの感謝と慰労の気持ちから、地元の人たちを対象とした割安宿泊プランを作成、近く発表する予定です。このプランでは、衛生面に配慮して、一日一組限定とさせて頂く予定です。よろしくお願いいたします。

深夜の街にあふれる水 どうして?

深夜、近所で何やらにぎやかな工事音。時として行われる道路工事かと思っていたら…。
そこは、あかつき屋から歩いてすぐの横山町バス停のそば。兼六大通り(国道)の歩道です。

近づいてみたら、明るい照明の下、道路工事ではなく、太いパイプから水が噴き出している光景でした。水は、勢いよく、長四角の水槽に落ち、その付近には、作業員が数人立って、水の状態を見ているようでした。そばには、トラックが止まっていました。

不思議に思ったので、男性作業員に話を聞いてみました。実は、この作業、冬場、道路に積もった雪を溶かす消雪装置の点検作業なのでした。

(地下200㍍から汲み上げられる水)
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作業員によると、これは、国道を管理する国交省の委託によるものでした。
ここの消雪に使う水は、地下水を使っているのだそうで、ここでは地下200㍍ほどの地点から水を汲み上げているのだそう。水量は豊富で、1分間に1,400㍑の水が放出されるのだとか。その言葉通り、パイプから音を立てて水が出て来ていました。

地下深いところから水を汲み上げるので、水を通す管も経年変化はないと言えません。そのため、管の劣化や損傷などで、水に砂が混じっていないかなど、チェックは欠かせないのです。水の状態を観察して、消雪装置が正常に稼働しているかを確認するのです。

(作業員が黙々と仕事に当たっていました)
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実はここでのこの点検作業、消雪装置を敷設しておよそ40年が経過して、初めてのものだそうです。確かに、これまで道路の修理や線引きなどでの作業を目にしたことがありましたが、人が寝静まる頃に、汲水ポンプの動力装置音とともに、水がしぶきを上げて落ちる風景など、見たことはありませんでした。

本格的な夏を迎える前のこの時期に行われる、消雪装置の点検作業。おそらく関係者しかその意味を知らないであろう、夜なべ仕事。
熱気が残る初夏の深夜に、静謐を破る機械音とともに、パイプから次から次へと吐き出される太い水の風景が、妙に心に残りました。

マスク拡充 アベノマスクも 

今般のコロナウイルス対策で欠かせないのが、マスク。あかつき屋では、業務に支障がないよう、マスクを日頃から備えていますが、このほどマスクの拡充が一層進みました。

政府から、いわゆる‟アベノマスク”が到着、石川県からは「マスク購入券」も届きました。これまでマスクに事は欠きませんでしたが、これによって、お宿の衛生管理の面で気持ち的にも随分と心強く感じています。

(届いたアベノマスク)
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アベノマスクは、安倍首相が国会答弁の場などで着けているもので、これが2枚届いた時は、「やっぱり同じ形」と妙な納得感がありました。

石川県からは、マスク購入券が着きました。はがきには、一箱(50枚入り)を2,350円で購入できると記されています。県内では、ドラッグストアー「クスリのアオキ」さんで購入券と引き換えに購入できます。
あかつき屋のお隣には、アオキさんがあるので、必要になったらすぐに買いに走ろうと思っています。

(石川県が配布したマスク購入券)
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それにしても、このコロナウイルス禍で、図らずもマスクには、いろんな種類があることを知った次第。全く平べったいもののほかに、鼻や顎の形に合わせて、立体的なものや、色、デザインなども様々。それはそれで、興味深いものです。

ただ、顔の相当部分を覆うので、知り合いと街ですれ違っても気がつかなかったり、気づかれなかったりというシーンも時々。
いいのか、悪いのか。マスク余波は、いろいろあります。