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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

加賀野菜太きゅうり あんかけに

(前回のつづき)
近江町市場の魚屋高川物産さんで旬の地元産岩がきを食べた後、隣の八百屋さんに寄ってみました。ここも元気の良さそうな野菜が陳列棚ににぎやかに並んでいました。

その中で目が引いたのは、加賀野菜の太きゅうりでした。その名の通り太くて、色艶の良いきゅうりが箱に入っています。早速一本買いました。その太きゅうり、我が家であんかけにして夜の食卓に並べました。
「やわらかくて、大味でなく、いい食感」。旬の味を楽しみました。

(八百屋さんの店頭に並ぶ太きゅうり)
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八百屋さんで太きゅうりを買ったのには、訳があります。先日あかつき屋にお泊まりになった女子大学生のグループ(食物栄養学をご専攻)が、近江町市場で加賀野菜の代表格太きゅうりを買ってきて、あかつき屋で食されたのでした。

その女子学生さんの太きゅうりの調理方法(?)というのは、すぐに皮をむいて、輪切りにした太きゅうりを味噌に漬けて食べるという極めてシンプルなものでした。

でも、これ以上素材本来の味が分かる食べ方はないと言ってよく、輪切りにされたその太きゅうりは、そばで見ていてとてもヘルシーで、おいしそうに見えました。
そんな出来事があったので、今回八百屋さんでは、迷わずそれを買い求めたのです。

(あんかけ料理にした太きゅうり)
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太きゅうりのあんかけは、初めて食べた訳ではなかったのですが、あかつき屋のお客様を通じて、加賀野菜に対する認識が深まっていたので、その料理はふだんにも増して、おいしく感じました。
次は、先の女子学生さんと同様に、太きゅうりは味噌を漬けるだけで食べてみようと思います。

新鮮、濃厚 金石産の岩ガキを食す

今日、お客様をお送りした後、昼頃近江町市場に寄ってみました。6月も後半、店頭には夏の旬の食材が並んでおり、歩いてみて回るだけで楽しい時間。

岩ガキが目に留まり、そこで一個食べてみました。金石産のそれは新鮮かつ濃厚なお味、夏のスタミナ源になりました。

(魚屋さんの店頭に並んだ金石産の岩ガキ)
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あかつき屋のお客様はほとんどが近江町市場に寄られます。こちらはお客様からふだんそこでのお買い物について聞く一方で、ちょっぴりうらやましくもありました。今日は金沢の夏の味覚を間近に見ようと、久しぶりにここに訪れました。

夏の海の幸と言えば、岩ガキ。案の定多くのお魚屋さんの店頭には、地元石川産の岩ガキが並んでいました。たまたま通りかかった魚屋高川物産さんのお店の方と目が合いました。

(店先で一つ頂きました。肉厚、濃厚なお味)
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「食べていきません?おいしいですよ」。お店の女性の元気な声に促され、一つ頂くことに。
聞けば、その岩ガキは金石沖でとれたとのこと。さっそく殻を取ってもらい食しました。

実は完熟で肉厚、かつ濃厚なお味。食べ終わったら身体に元気が出てくる感じでした。

聞けば、地元産岩ガキは4月末から漁が始まり、8月末頃まで続くとのこと。今がちょうど旬。この地で暮らす喜びも噛み締めました。

残りの冬、タラ鍋で元気に

今日は朝方放射冷却現象で厳しい冷え込みになったものの、そのせいでにっちゅうは青空が広がりました。
晴れ渡った空を見ていると、家の中にいるのがもったいない気がして、昼頃に外出、近江町市場に足を延ばしました。

魚市場の休み明けとあって、お魚屋さんの店頭はにぎやか。その中で、白子の付いたタラが目に留まり、一皿買いました。新鮮なタラはその夜、早速タラ鍋にしました。タラ鍋は初挑戦でしたが、けっこうおいしく出来上がり、これで残りわずかになった冬も元気に乗り切れると、満足しました。

(近江町市場で買ったタラでタラ鍋を作りました)
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近江町の魚屋さんの店頭には、足を動かしているズワイガニやコウバコガニ、ハタハタなどが数多く並んでいましたが、タラがなぜかしら心惹かれました。
「今年は、タラ、とりわけおいしい白子をしっかり食べていないんではないか」。そんな思いがして、一皿買いました。
お店のおじさんは「鍋にするんだったら、白子は最後に入れて下さいね。形が崩れませんから」。
そのアドバイスを胸にして、帰路につきました。

実は、タラ鍋は作ったことがありません。早速ネットからその作り方をプリントアウトし、キッチンの手元に置きました。
そのレシピには、タケノコが入っていたものの、冷蔵庫にはなかったので、野菜類はネギ、大根、エリンゲで済ませました。

材料を切ったり、ゆでたり、そして煮たりで一時間余りかかったでしょうか。タラ鍋は出来上がりました。
タラの身もさることながら、肝のおいしいこと。口にしたとたん「これが食べたかったんだ」と、心の中で歓声を上げました。調理では、タラの身を熱湯にくぐらせ、氷水に浸すなどの霜降りをしたせいか、タラは臭みがなく、すっきりとしたおいしさでした。

白子もおいしかったのですが、お店のおじさんのアドバイスを忘れて、早い段階で白子を鍋に入れてしまったために、やや形が崩れてしまいましたが、これもご愛きょう。

とにかく、体もあたたまり、おいしかった。これで、あとわずかになった冬を元気一杯に乗り切れそうです。

カニ、雷鳴 北陸は冬へ

石川県沖のカニ漁が解禁となり、近江町市場には今朝、前日に水揚げされたズワイガニやコウバコガニが店頭に並びました。
季節感を身体で感じたくて、あかつき屋の仕事の合間を縫って、近江町市場へ足を運びました。どの鮮魚店にも、真っ赤なカニがずらりと並び迫力満点。お店の人の呼び声もふだんにも増して力があり、市場は活気にあふれていました。

この日市場では、カニ汁が一杯100円で振る舞われており、迷わず頂くことに。雷雨もあり肌寒い一日でしたが、元気をもらいました。

(近江町市場には、漁が解禁となったカニが並びました)
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「カニ漁解禁」という言葉は、私たち北陸で暮らす人には独特の響きがあります。いよいよ待ちに待った冬の味覚の横綱が登場する。その言葉を聞くだけで、体の内にじわっと熱気を帯びます。
一方で、「これからいよいよ寒くなる、冬の到来か」。緊張し、身構えもします。

色鮮やかなカニの登場は、季節のドラマティックな転換の象徴と言えましょうか。

(カニ汁は大人気でした)
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魚屋さんの店頭では、ご祝儀ムードの中で、カニを買い求める人の姿がありましたが、私はいま始まったばかりと、急がないことにして、カニ汁を頂くことにしました。カニ汁は白菜と一緒に味噌汁にしたシンプルなものでしたが、カニの風味がしみわたり、何の不足もなく、十分満足しました。

昼夜違わず雷が鳴り、そのあと間髪をおかず強い雨が降った今日。立冬にふさわしい一日でした。

近江町市場は初夏、そーめんや岩ガキ、山菜

今日のお昼に、近江町市場に立ち寄りました。市場はゴールデン・ウイークが終わって、いつもの落ち着いた雰囲気に戻っていました。

店頭には、地元産の岩ガキや天然の山うどなど、初夏の海、山の幸が並び、季節感いっぱい。汁物を店頭販売するお店では、冷やしそーめんやうどんを出しており、一杯頂くことに。身体で夏の到来を感じました。

(店頭に並んだ冷やしそーめん)
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実演販売していたお店は、食料品店「ダイヤモンド」さん。冬にここで、かす汁を食べた際、その場に居合わせた中高年の女性が「夏になったら、そーめんも出るんよ」と、ビギナーの私におしえて下さいました。
その通り、この日そのお店では、一杯150円で冷やしそーめんとうどんをお店の前に並べていました。注文すると、お店の人は、めんにつゆをかけて手渡してくれました。

ちょうどご飯時なので、涼感いっぱいのそーめんをおいしく頂きました。

(能登産岩ガキの数々)
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鮮魚店では、地物の岩ガキが並んでいました。お店の男性に聞けば、能登島、七尾産とのこと。やはり天然物として定評のある、羽咋・柴垣産の入荷見通しについて、その男性に尋ねると、「もうひと月ほど先になる」とのことでした。

(青果店では、山うど、たけのこなどが所狭しと並んでいました)
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(挑戦した山うどのからし酢味噌和え)
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青果店では、地物の山菜が、にぎやかに並んでいました。山うど、わらび、ぜんまい、かたは、こごみ、たけのこ等々。
ここしばらく山うどを食べていなかったので、能登産の天然物を一束買いました。

自宅で、お料理の先生がおいしいと薦めてくれた、山うどのからし酢味噌和えに挑戦しました。
山うどは、上手に短冊切りにできなかったので、ちょっと不格好になりましたが、食べてみたら、意外と繊維の硬さがなく、さくさくと食べられ、おいしかったです。

何といっても新鮮なのが、魅力。素朴で、さわやかな食感が、しばらく身体に残りました。幸せなひとときでした。