暑さをしのぐ方法は、いろいろありますが、ここ金沢ならではのものがあります。伝統食であるドジョウのかば焼きを食べるのも一つですが、加賀野菜を食すというのもいいようです。
加賀太きゅうりや金時草等々。それらを食卓に並べると、一気に涼感が生まれます。
【近江町市場で】
(加賀太きゅうり)

(金時草)

(赤皮甘栗かぼちゃ)

先日近江町市場へ、あかつき屋のお客様と訪れた際、加賀野菜の代表選手がいくつも八百屋さんの店頭に並んでいました。
加賀太きゅうりや金時草、赤皮甘栗かぼちゃ等々。いずれも収穫期を迎えたとあって、光沢を帯びていました。
太きゅうりを買いました。お宿に戻って、皮をむき、種を出した後、食べやすいサイズに切り、マヨネーズをかけて食べました。
簡単サラダといった趣で、さわやかな味わいがブレックファストを心地よくしました。
別の日に太きゅうりと金時草を使った料理をする機会がありました。
太きゅうりは、冷製あんかけに、金時草は、長芋と一緒に酢の物にしました。
(太きゅうりの冷製あんかけ)

(金時草と長芋の酢の物)

太きゅうりはまろやかなお味でしたが、薬味のおろし生姜が利いて、冷涼感があり、とても口当たりが良いものに。
金時草は、長芋と並んで色鮮やか。金時草は、やはり酢の物が合うな、と感じられる、絶妙な食感でした。
あかつき屋は、素泊まりのお宿なので、これらを料理としてお客様にお出しすることはないのですが、金沢の人以外にも知ってほしい、郷土料理と感じています。
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