白山吉野オートキャンプ場で開かれた今回のバーベキュー大会では、ジビエのお肉のほかに、もう一つ注目が集まった食材がありました。それは、地元の水田で栽培されたお米で、「白山吉野の米」としてブランド化されています。
白山市吉野谷地区の生産者で組織する団体「上吉野農場」の方々が栽培に当たっているお米です。BBQでは、最後の締めにおにぎりやお茶漬けが出されましたが、そのお米が、このブランド米。
参加者からは「甘味があって、とてもおいしい」と、大評判でした。
(柔らかく、甘みのある「白山吉野の米」)

白山ろくぼたん鍋プロジェクト協議会会長で、上吉野農場の代表でもある中山明設さんによると、このお米の品種はコシヒカリで、白山ろくの冷たい水を給水、排水を別々にして使う、という贅沢な作り方をしているそう。
わら、こぬか、もみ殻を再び田んぼに戻し、肥料として、カルテックなどを使うことで、お米を柔らかく、甘みの強いものに仕上げています。
収穫期には、山ろくの寒暖差も加わり、品質がさらに向上する、とのこと。
この日のBBQで出されたおにぎりは、焼きおにぎりとして食べても良かったのですが、焼くのは惜しい、これで十分おいしい、とばかりに、だれも鉄板の上におにぎりを置く人はおらず、白いおにぎりをそのままほおばり、賞味していました。
一つひとつの素材が優れていれば、BBQの魅力は、倍増。みんな大満足の食談の場となりました。
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