心浮き立つ春の序章ですが、一方でこの月は、鎮魂と復興を願う時期でもあります。6年前に未曽有の被害をもたらした東日本大震災があり、被災地は、いまだ生活再建の途上にあります。
そんな中で、ここ金沢では、3月11日に禅のつどい「東日本大震災七回忌、熊本地震一周忌 祈りの座禅、願いの声明」という催しが開かれます。震災から丸6年経過した今も、被災地、被災者を忘れず、一日も早い復興に向けて、参加者が心を寄せ合おうという集いです。
(「祈りの座禅、願いの声明」の催しのご案内にお越しになった高源院の住職さん)

(その催しを紹介するカード)

この催しについて、この度あかつき屋からほど近い、曹洞宗の寺院・高源院さんの住職さんが、ここにお越しになり、ご説明されました。
それによると、この催しは曹洞宗石川県青年会の主催で、3月11日午後2時から、東兼六町の永福寺さんで開かれます。午後2時から祈りの座禅があり、午後2時半から、東日本大震災七回忌、熊本地震一周忌法要が執り行われます。
慌ただしく過ごし、目の前のことだけに心を奪われがちな毎日。
一方で、全く予期せぬ天災により、突然逆境に身を置くことになった人も少なからずいるこの国・日本。
この時季は、一度立ち止まって、身辺を見つめ直し、他に思いをめぐらすことが大切な時と言えるかもしれません。
高源院の住職さんがお越しになって、そんなことを思いました。
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