これは、住む人がいなくなり空き家状態となった古い町家が、新たな居住者へと引き渡される際、お掃除などを行って、きれいにする催しで、それに参加した人は、その家の中に眠っていた「お宝」を頂けるというお得なもの。
この日、大勢の人が訪れて、町家はすっきりしました。


「おくりいえ」は映画「おくりびと」の家バージョンで、これまでの「おくりいえ」は、解体されるケースが多かったのですが、今回は新たな住まい手があり、「贈り家」という名称で実施されました。
この催し、発起人が私どもの町家ゲストハウスの設計監理をして頂いている1級建築士山田憲子さんです。山田さん、町家保全に全力投球の毎日です。
この日訪れた人は、市内のほか、福井や静岡などの県外からも。また、学生さんもボランティアで多く参加されていました。
「贈り家」となる町家は、長年米屋をされていた家で、年代物の家具や食器類などの「お宝」がいっぱい。
素敵な小物入れなどを見つけられた女性もいて、ブログ掲載の許可を得て、写真を撮らせて頂きました。
ここでの「贈り家」は、21日も実施されます。
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