訪れたのは、立正大学経済学部の櫻井一宏准教授のゼミ生たち。金沢での二泊三日の研究テーマは、こまちなみ天神町の歴史と現状そして将来を探ること。歴史的な面影が色濃く残る天神町界隈をフィールドワークし、その後、地元の人たちを前にその調査結果を発表されました。
(椿原天満宮さんで地元の紺谷さんから説明を受ける)

兼六園などのメジャーな観光地ではなく、「古く」て、「小さな」歴史的な街並みにスポットを当て考えようと、今回のゼミ旅行が企画されました。
学生さんらは一泊目に、ひがし茶屋街を散策。まず、そこの休憩館でガイドのまいどさんから、茶屋街の歴史などを学びました。
(ひがし茶屋休憩館で)

翌日の午前、天神町を歩かれました。
初めにご一行は、椿原天満宮さんに集合。ここで、地元在住のいしかわ観光特使の紺谷啓さんから天神町について、古い地図を基に説明を受けました。
<天神町をフィールドワーク>
(築160年の小松さん宅でご主人がお話)

(魚屋越吉さんで)

(八百屋まついストアーさんで)

(馬坂上の高源院さんで)

この後、学生さんらは紺谷さんのご案内で天神町から扇町にかけて続くこまちなみを歩きました。
築160年の市こまちなみ保存建造物の小松さん宅を皮切りに、魚屋さんや八百屋さん、さらには馬坂上にある古刹高源院さんなどを訪ね、ご主人からお話をうかがいました。
どの方も通りの今昔について、いろいろなエピソードを交えて語られ、興味の尽きない街歩きとなりました。(つづく)
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