この三連休の最終日の朝、最後に思いがけない逸品との出会いがありました。お泊まりになったもう一組の女性お二人さんが、白えびラーメンなるものを作り、披露されたのです。
白えびは、富山湾の特産の海産物。それを使った即席ラーメンです。お客様があかつき屋の台所で手際よく作り上げたご当地ラーメン。そのお味は、日本海の香り漂う、すっきりとした美味。お客様は、賞味したそのラーメンで北陸・金沢の旅のフィナーレを飾られました。
(お客様が披露した白えびラーメンや白えびかまぼこ、河北潟こまつな)

あかつき屋にお越しになったのは、東京都内の大学でゼミを共にされたお二人。昨年、大学をご卒業後、今は社会人としてがんばっておられます。
ご出発の日の朝、お二人は「台所を使わせて下さい」とおっしゃいます。何を作られるのかと聞いたら「白えびラーメン」。そして「金沢駅の2階のスーパーで買ってきました」。
「こんなラーメンがあるんだ」。初めて知りました。パッケージを見ると、富山県内の食品メーカーが作ったものです。お二人はこれに、やはり富山県内のメーカー製の白えびかまぼこ、そして金沢近郊産の「河北潟こまつな」を具にして、ラーメンを作り上げられました。
(出来上がった白えびラーメン)

(「さぁ、いただきまーす」)

「食べてみませんか」。お二人のお言葉に甘えて、少し頂きました。
白えびの風味がしみた、いいお味。日頃とんこつラーメンをよく食する私には、この何とも言えないすっきりとしたお味が、たまりませんでした。
これに、あぶった白えびかまぼこが、ラーメンのスープと相乗効果をつくり、さらに小松菜が目にも口にも爽やかでした。
人と出会い、美味とも出会う。2016年、お陰様で、いいスタートが切れました。感謝です。
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