旧年中は、お世話になり、ありがとうございました。
2016年(平成28年)がスタート。様々な思いを胸に、新たな年を迎えました。
あかつき屋が、2011年にオープンして丸5年が経過。過ぎてしまえば、あっという間ですが、やはり重い5年間であったと感じます。
国内外を問わず大勢のお客様に泊まっていただき、あかつき屋の魅力、カラーを体感してもらえたことは、大きな喜びでした。お客様の数もさることながら、事故、トラブルもなく日々過ごせたことは、何よりだったと思います。これもお客様のご協力があったからで、改めて感謝申し上げます。
(上がりの間に飾った正月花)

(金沢らしい紅白の鏡餅)

大晦日から新年に向けての時間は、今年も厳かなムードの中で進んでいきました。
上がりの間や玄関には、友人の華道教師・角尾宏子さん(金沢市)に、正月花を生けてもらいました。上がりの間には、老松、ナンテン、白菊、デンファレーを花材にした自由花、玄関には万年青が飾られました。
上がりの間の小机には、近所の饅頭店山本観音堂さんの手による鏡餅を備えました。紅白の鏡餅が、金沢らしいと毎年県外からのお客様の目を引いています。
(お客様が手作りされた年越しそば)

(お出しした郷土料理のかぶら寿司と押し寿司)

(加賀の地酒「無垢」)

この日お泊まりになった女性のお客様が材料を持参し、ご自身で年越しをそばを作られました。
紅白歌合戦を見終わった後、前のお寺広済寺さんに皆で出かけ除夜の鐘をついた後、あかつき屋に戻り、その年越しそばをメーンとして、私たちの親族手作りの郷土料理かぶら寿司と鯖の押し寿司を並べました。
加えて加賀の地酒「無垢」もサービスでお出ししました。
「明けまして、おめでとうございます」。新年のごあいさつをし、お料理に箸をつけました。
食事をしながら、無病息災、家内安全を祈るととともに、この金沢町家で、今年もどんな素敵なドラマが生まれるのだろうと、胸が膨らみました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
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