そのイベントには、あかつき屋のお客様が多数出演され、弦楽器のライアーを演奏されました。心身がいやされるような、優しく、穏やかな音色。慌ただしい日常を忘れさせてくれる、心豊かな時間を過ごすことができました。
(物語の朗読とライアーの演奏、そして舞=金沢市民芸術村)


数年前にあかつき屋にお泊まりになった、ライアー演奏者のジュリアン・ローズさん(神奈川県)が再び金沢にお越しになり、作家谷よっくるさんとともに、このイベントを主催されました。
ライアーという楽器は、本来は古代ギリシャの竪琴を意味するものだったそう。アニメ映画『千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」の伴奏で用いられたことでも知られています。
金沢市民芸術村で開かれたこのイベントでは、谷よっくるさんの作品の朗読やソプラノ歌手倉原佳子さんのライブとともに、ライアーが数人の奏者によって、演奏されました。
ライアーがつくりだす、そのやわらかく、優しいメロディーは、聴く人を穏やかに、優しい気持ちにしてくれました。屋外は、夜のとばりが下り、すっかり暗くなっていたのですが、市民芸術村のここだけは、ライアー演奏であたたかな雰囲気に包まれました。
クラッシック・バレエダンサー、CHIKAさんの踊りも、ステージに彩りを添えました。
(最後は、倉原佳子さんの歌。ステージと客席が一体となりました)

ステージの最終章は、倉原佳子さんの声量あふれる歌声で締めくくられました。最後は聴衆もステージに駆け上がり、出演者と一体となって、素敵な音楽との出会いを歓びあいました。
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