この欄は、人物にスポットを当てるもので、記事には「もてなし 一客入魂」の見出しが付けられ、私のここでの取り組みが詳しく記載されています。面映く感じるものの、報道に恥じないお宿にと、改めて気持ちを引き締めています。
(5月24日付北陸中日新聞で掲載された記事「この街で」)

最近あかつき屋は、雑誌や新聞、テレビで紹介されることが多くなったのですが、これらはいずれもお宿全体を取り上げたものでした。今回は初めて、そのお宿の経営に当たる私個人にポイントをおいたものでした。
代表者は、後ろに控えた黒子のようなものとの思いもあり、取材依頼を受けた時は、戸惑いがあったのですが、経営者として日頃考えていることを知って頂いてもよいかな、と取材をお受けしました。
記事には、お宿運営の基本ポリシーが端的に書かれています。
「お宿は、お客さまに地域の魅力を知ってもらうアプローチの一つ。人や店などの地域資源とお客さまとを結ぶプラットホームなんです」
こうした考え方に立って、時間が許せば、お客様に日常の金沢を知ってもらうため、近所の寺院や飲食店、お気に入りの風景地などをご案内していることが、紹介されました。
さらにあかつき屋の近隣の住民の方々も、宿泊のお客様を温かく見守って下さることも記されました。
また、あかつき屋が国登録有形文化財の町家であることから、お客様の半数以上は建築家やデザイナー、アーティストに占められていることも記載されました。
北陸新幹線開通でにぎわう金沢。
でも変わらず「『一客入魂』の精神でやっていきたい」と記事は結ばれました。
北陸中日新聞さん、この度の取材、報道ありがとうございました。
スポンサーサイト