食卓には、春の幸が全開。旬のものがそろい、笑顔も全開で、地元の山海の恵みを堪能しました。
(近江町市場の春の幸が並んだ朝の食卓)

気候はすっかり春らしくなり、朝からその陽気に誘われ、食材購入に近江町市場へ出かけることにしました。
店頭には、春の幸がにぎやかに並んでいます。
八百屋さんでは、タケノコや山ウド、コゴミ、カタハなどの山菜が並んでいました。どの食材も生き生きとしており、見ていて心が弾みます。
ある八百屋さんでは、カタハを買いました。
(金沢産のタケノコや能登産カタハなど)

(能登産コシアブラ、コゴミ、タラノメなど)

(能登産山ウドなど)

しばらく歩くと、別の八百屋さんでは、女性のご主人(女将さん?)が、鍋からタケノコをウレタンのパックに移していました。聞けば、前日から煮ていたタケノコの煮物をパックに詰め、販売するのだとか。おいしそうだったので、それを一パック買いました。
ダイヤモンド食品さんでは、各種コロッケなど出来たばかりのいろいろな揚げ物が並んでいました。ここでは、甘えびのかき揚げを買いました。
(芸術作品のようなお魚の陳列)

(初夏の海の幸・岩ガキ)

鮮魚店では、春の海の幸が満載。いつも朝一番の店頭に芸術作品のように、種々のお魚を並べるこの魚屋さんは、今朝も見ごたえのある作品を“展示”されました。
初夏の海の味覚、岩ガキも出始めました。能登産や加賀産の天然のカキ。お店の前で立ち食いならぬ、座り食いができるサービスがあり、これもまた楽しみです。
買い物を終え、あかつき屋でさぁ朝食。
カタハは、ゆで上げ、ごまだれドレッシングなどで食べたところ、それは思いのほか柔らかく、みずみずしく、おいしかったです。
タケノコの煮物は、これまた柔らかく、口の中で溶けるよう。昆布の風味も加わり、そのお味にうなりました。
甘えびのかき揚げや、ハタハタのから揚げなど、動物性たんぱく質の食材もあり、充実の食卓。
春の季節感いっぱいの朝食を伝統の金沢町家の空間で堪能しました。
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