今回来日されたのは、AIT(Arts Initiative Tokyo)が主催するレジデンシー・プログラムに顕著な活躍をする海外アーティストの一人として招かれたもので、先日、東京・代官山の会場で講師としてスピーチされています。
(2年ぶりにあかつき屋にお越しになったエロディーさん)

今回金沢に2年ぶりにお越しになったのは、この街がアートがあふれる歴史文化都市という性格を備えているからでした。
二泊されている間、エロディーさんといろいろとおしゃべりしました。
「マ(間)に興味をもっているんです」とエロディーさん。間には、空間、時間の両面の意味合いで日本独特のものであり、哲学的なニュアンスを含んでいると、彼女は考えているからでした。
エロディーさんは、自然や建築物の中で、人が視覚を通してどのように空間を体験するかについて興味を抱いており、歴史的なもののほかに、現代建築においても、金沢は格好の題材に恵まれているのでした。
エロディーさんは今回、兼六園のほか、県伝統産業工芸館や鈴木大拙館も訪れ、その空間と展示物に視線を注がれました。
(エロディーさんが興味をもったひな人形型のチョコレート)

(金沢の高木屋さんの和菓子・紙ふうせん)

また、お土産物にも、興味が惹かれました。ひな人形をかたどったチョコレート菓子や「紙ふうせん」(髙木屋さん製)と呼ばれる和菓子とも出会いました。
かわいらしさとともに、繊細さや面白味を兼ね備えたお菓子。これも日本独特のものと感じられたようです。
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