調査二日目の27日も金沢は朝から快晴に恵まれ、学生さんらご一行は、あかつき屋から歩いて幸町に出かけられました。通りの佇まいに目を凝らし、写真撮影する一方、地元の人ともおしゃべりしながら、町の変遷や人々の暮らしぶりの把握に努められました。
(調査された幸町の通り=お客様ご提供写真)


(通りで記念撮影=同)

調査対象個所は犀川大通りと交差する幸町交差点の両側の通りです。一帯にはお寺慶覺寺や飲食店などがあり、近くには遊学館高校や金城幼稚園などがあります。
学生さんらは、そこを歩きながら、ゆっくりと町を見て歩きました。指導に当たったオオシマ教授によると、50年前のオレゴン大学の調査結果と比較すると、かつて町家があったところが、今は空き地になっていたりしていましたが、変わらない部分もかなりあった、とのことでした。今も50年前の町の雰囲気が十分残っていると感じられたそうです。
この通りの調査については、大学に戻り、図面や論文としてまとめるそうです。
(金沢城・石川門で)

(五十間長屋前で)

ご一行は午後からは、金沢城やひがし茶屋街などを訪れました。
金沢城では、県金沢城調査研究所の職員の方がご案内して下さいました。特に石川門や五十間長屋、橋爪門などに足を止め、石垣の造りや建物の構造などを学ばれました。
あかつき屋を拠点とした三泊四日の金沢ご滞在。学生さんらは、夜はおでん居酒屋でも食事され、金沢の魅力を存分に味わわれました。大変中身の濃い城下町ステイだったと振り返っておられました。
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