空は朝からすっきりと晴れ上がり、気分は爽快。あかつき屋を出発後、兼六園を皮切りに、金沢市役所、21世紀美術館を訪ねられました。いずれも学生さんの研究心を大いに刺激し、極めて内容のある一日になったようでした。
(朝のミーティングで、オオシマ教授の話を聞く学生さんたち)

兼六園では、梅の花が満開になっていました。梅林では紅梅、白梅が鮮やかな花を開かせていました。学生さんらは「ビューティフル」と歓声を上げ、青空に映える、その花々に近づき、盛んにカメラのシャッターを切っていました。
(兼六園で満開の梅の花を楽しむ学生さんたち)

(時雨亭を訪問。屋外の美しい庭園の風景に感嘆)

(建物のスケッチをする学生さんも)

そぞろ歩きしながら、お茶室のある時雨亭へ。ここは、純和風の優れた木造建築。学生さんたちは、木の組み方や材質にまで目を凝らし、カメラに収める一方、スケッチする人が何人もいました。
ここからの外の風景も秀逸。春を迎えた庭園。その木立ちの間を流れるせせらぎは涼しげで、目に心地よいものでした。
(市役所で歴史的な街並みの保全について学びました)

午後からは、金沢市役所を訪れました。歴史建造物整備課さんによる金沢のまちづくりについてのプレゼンテーションを聴講しました。
同課の中村和宏課長さんがパワーポイントを使って分かりやすく説明されました。お話が終わると、学生さんたちは、町家の保全に対する市の支援の在り方や用水を開渠に復元する方法など、幅広く質問され、関心の高さがうかがえました。
この後、ご一行は、21世紀美術館を訪れ、学芸員の方から館について詳しく説明を受けられました。
慌ただしく過ぎた一日。夜、あかつき屋に戻られた学生さんたちは、心地よい疲労感を漂わせながら、コミュニティルームでくつろいでおられました。
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