ゲストハウスは金沢でも近年相次いでオープンしていますが、あかつき屋は、国登録有形文化財に指定され、その建築美を堅持していることに加え、研究、学習の場としての活用や、職人さんとの交流など、特色のある活動を繰り広げていることから、そうした点がクローズアップされました。
こうした観点での取材、放送は、こちらの日々の取り組みを丁寧にご覧になり、評価されたものと思え、光栄に思うと同時に、大変うれしく感じました。放送に恥じないよう、改めて気持ちを引き締めて、お宿業に精励します。
(レオスタで紹介されたあかつき屋=テレビ画面から)

(上がりの間の花嫁のれんも映されました=同)

あかつき屋は、国登録有形文化財に指定されていることから、日常的に建築家やデザイナーなどのお泊まりが数多くあります。こちらでは、こうした人たちのニーズに的確に応えられるよう、説明資料を準備するなどして、対応しております。
また、町家は、建具、表具、左官、畳 庭師さんなど、様々な職人さんの心と技が凝縮したもので、日頃から職人さんが維持管理などであかつき屋に出入りしています。
今回の放送では、そうしたこのお宿の特徴的な取り組みや日常にスポットを当てたものでした。
(宿泊された学生さんとの会話も紹介されました=同)

(ロケ後、取材スタッフさんと記念撮影しました)

MROさんの取材日には、たまたま大阪大学大学院人間科学研究科の澤村信英先生(教授)とその研究室の学生さんがお泊まりになりました。テレビ局のスタッフさんは、あかつき屋が、こうした研究者の調査対象にもなっている点に注目して取材し、放送されました。
さらに、私と表具屋さんとのやりとりも紹介されました。瀬田表具店のご主人から襖戸の種類やお部屋の建具の特長について説明を受けている様子が放送されました。
メディアで取り上げられるということは、一般への周知という点で効果的ですが、一方で興味深く、メリハリの利いた収録内容は、情報資産とも言え、大変ありがたいものです。
MROさんこの度の取材、放送、ありがとうございました。
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