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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

「(町家の)戸の種類 幾つかあるんです」

日々町家(町屋)での営みを続け、様々な人と接していると、いろいろと学ぶことがあります。今回は、金沢市菊川1丁目で表具店を開く瀬田良三さんから、和室に用いられる戸について教わりました。
瀬田さん「同じように見えても、戸には、いくつも種類があるんですよ」。

表装された戸を簡単に襖(ふすま)と言ってしまいそうですが、瀬田さんによると、そうではなく、戸にはめこむ障子や桟の位置、形状によってそれぞれ名前があるのだそうです。
「町家も奥の深い世界だなー」。そんなふうに思いました。

(和室の戸について説明される瀬田さん)
0130fusumamain.jpg

瀬田表具店さんには、あかつき屋に年に何回か来て頂いています。主に障子戸の貼り替えです。今回も年が明けたことを機会に2階の障子戸を貼り替えました。

瀬田さんのお店を訪ねました。瀬田さんは、和室の戸には、いくつか種類があることを手描きのデッサンを示しながら、説明して下さいました。

それによると、戸に収まる障子の位置や、障子が貼られる木の桟の間隔などによって、それぞれ呼び方があるとのことでした。
その詳細は、以下の図の通りです。

(瀬田さんが描いて下さった数種類の戸のデッサン)
0130to101.jpg

瀬田さんは、あかつき屋のコミュニティルームにある折部(おりべ)はもうほとんど製造されなくなり、見かけなくなったと、説明されました。貴重なものなのですね。

(このお宿のコミュニティルームにある「吉原」)
0130t02.jpg

「吉原」という艶っぽい名前の戸もあります。これもあかつき屋では、同じコミュニティルームと2階の客間にあります。

あまり意識せずに見ていた戸も、名前を知ることによって、その建具としての特長や歴史をも知ることができるようです。お客様には今後、この建物のみならず、今回教わった戸についてもご紹介させて頂こうと思います。

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