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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

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卒業旅行、九州から青春18切符で

前日は二十四節気の一つ小寒。寒の入りとなり、さらに冬の寒さが増しつつある時季。冬のただ中にあり、身も心も引き締めての毎日となっています。

そんな日々の中で、あかつき屋に周囲を暖かくするような熱気がもたらされました。3人の若者グループがお越しになったのです。このうち二人が九州から、一人が四国から、それぞれJRの青春18切符を使って金沢に到着されたのでした。

その3人の男性は九州大学4年生で、今回の旅は卒業旅行です。JRの普通列車が自由に乗り降りできる、安価な青春18切符。それを使ってのご旅行でしたが、二日間約20時間かけての金沢までの移動は「さすがにきつかった」と振り返られましたが、表情は笑顔。身体には、貴重な思い出が刻まれたようです。

(青春18切符を使って九州などからお越しになったお客様
                          =写真掲載了解済)
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三人はふだんは九州大学のある福岡県内で暮らしておられますが、そのうちのお一人Nさんは、正月休みを利用して実家のある四国・高松に帰省され、今回の旅では、二人が福岡から、一人が高松から長旅をスタートされました。

福岡組は5日朝に出発し、その日は普通列車を乗り継ぎ、12時間かけて一泊目の京都に到着したそうです。そこで、高松スタートのNさんと合流されました。金沢には、前日福井県内を観光された後、夜に到着されました。

この列車旅は、じっとしていることが苦行だったようです。3人は大学時代はサッカー部やアメリカンフットボール部に所属した筋金入りの体育会系。それだけに金沢に着くと、内に秘めたパワーを燃焼させるようにエネルギッシュに街を歩いて見て回られました。

(八坂でパチリ)
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今朝は、早朝6時頃に起床し、兼六園へと向かわれました。そこへは道案内を兼ねて私が先導させて頂きました。
八坂を登って、着いた兼六園。時折雪が舞う園内は、白の世界。
ふわふわとした大粒の雪も降り、暖かい土地で暮らす3人は「こんな雪見たことない」と歓声を上げておられました。

(清純な美しさを見せる兼六園・梅林)
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再三兼六園を訪れる私にとっても、新鮮な印象。梅林は、幹や枝に雪を載せ、清純な美しさ。梅花咲き誇る時季もいいが、この風景も素晴らしいと感じた次第。

ほとんど人がいなかった公園での散策を終えて、朝ご飯を買いに歩いて向かったのは、材木町のパン屋森長さん。続いて、横山町のどじょうのかば焼店浅田さんにも立ち寄りました。いずれのお店も長年地元に根付き、文句のない商品を提供しているお店。

あかつき屋に戻っての朝食では、若者たちはコーヒー、紅茶などのフリードリンクも飲みながら、「最高!」と満足しておられました。

就職などで4月から新たなスタートを切られるお客様たち。昨年の流行語ではないけれど「今のまま(ありのまま)」の感じで、元気に毎日を送って下さい。またお会いしましょう!

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