それは、お母さんが手作りした香辛料です。親子三人は、カップラーメンやカップ焼きそばなどにそれを適量かけて食べられました。私も興味がわきその香辛料を少し頂いたのですが、顔から汗が噴き出るほどに辛い物。今さらながらお国によって異なる嗜好を実感しました。
(タイの方が持参した自家製香辛料)

あかつき屋でのご夕食の時。インスタントのカップ焼きそばやカップラーメンにお湯を注ぎ、3分間たって出来上がり。すぐに箸をつけるのかと思ったら、お母さんが粒状のものが入った一本の瓶を食卓に置きました。
何かと尋ねると、ご自身で作った香辛料だとおっしゃるのです。その材料を聞くと、砂糖や赤唐辛子、ニンニク、タイレモン、そしてタイの魚醤であるナンプラーでした。
(カップ焼きそばに自家製香辛料を加えました)

(カップラーメンには、この香辛料に加えて、七味唐辛子もかけられました)

(楽しくお食事をとるタイのご一家=写真掲載了解済)

日本のお料理は、味付けがもう一つしっくりこないようで、そのカップ麺やスギヨさんのカニ風味かまぼこ「香り箱」に持参した自家製香辛料を加えて味を調えられたのでした。興味がわいて私も少し頂いたのですが、口につけただけで、顔全体が熱くなるような辛さでした。
でも、その香辛料は、辛さはさておき味自体はおいしいと感じられるものでした。
(とても辛かったタイのカップラーメン)

以前にやはりタイのお客様が、お国のカップラーメンを下さったことがあります。これも食べてみたら、辛くて食べ終わるのにとても時間がかかりました。でも、風味は上々でした。
このあかつき屋は、素泊まりのお宿。それだけにお食事は自炊あり、持ち込み料理ありと様々な展開があります。カップラーメンだけだと、単調な感がありますが、今回のお母さんお手製の香辛料が加わったことで、お食事全体が、文字通りピリッと引き締まった感がありました。
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