学生さんたちは、大学の和太鼓サークルに所属しておられ、今回金沢にお越しになった大きな目的は、白山市(旧松任市地区)にある浅野太鼓さんを訪問することでした。
そこは各種の太鼓や太鼓の歴史の紹介がなされ、さらに太鼓打ち体験もできる施設。学生さんたちは「自分たちが太鼓が好きであることを再確認できた。めっちゃ良い経験でした」と昂奮冷めやらない表情で話されました。
(宿泊された京都造形芸術大学の学生さんたち=写真掲載了解済)

学生さんたちは、京都造形芸大の2年生で、大学の学生サークル和太鼓悳(しん)20期生の皆さんです。日々熱心な練習を重ねておられ、今年4月の大学の入学式では、太鼓の演奏を披露されるほどの腕前です。
(学生さんがお宿ノートに描かれたイラスト)

ふだん太鼓の指導を受けている太鼓のエキスパート髙木克美先生(同大学教授)のご縁でこの日、金沢から松任にある浅野太鼓さんへ赴かれたのでした。
そこは、自分たちが求めていたものが凝縮されており、「来て良かった。最高でした」と話しておられました。
お宿ノートには、チェックイン早々浅野太鼓さんでの様子などを達者なイラストで描いて下さいました。
(夜、石川県の形を円窓に映し出されました=ご提供写真)

学生さんたちは、夜インパクトのあるパフォーマンスも見せて下さいました。コミュニティルームと玄関との間は円窓で仕切られているのですが、部屋の灯りを消すと、円窓がお月様のように、ぽっかりと浮かび上がります。
そこに石川県の形を浮かび上がらせたのです。玄関の電燈を光源にして、畳で作られた石川県の模型を窓の前に置き、影絵として映し出したのでした。
思いもかけない幻想的な町家風景。さすが感性豊かなアーティストと感心しました。
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