あかつき屋では、今年も国内外から多彩なお客様をお迎えました。海外からはタイのご家族連れ、国内からは京都市内の大学生グループと大阪の高校生のお友達グループ。お互いに初対面でありながらも、すぐにうちとけ、気さくにおしゃべりをし、クリスマスの夜のひとときを過ごしました。
あかつき屋では、ささやかですが、手作りスイーツでおもてなしさせて頂きました。聖夜を演出したものは、お客様が贈って下さったキャンドルと、折り紙や、イ草で作った二点のクリスマスリース。
華美なところはありませんが、いずれも心のこもった品々。今年も忘れ得ぬファンタスティック・クリスマスとなりました。
(手作りスイーツでクリスマスを楽しむお客様=写真掲載了解済)

一年が終わろうとしているこの時期に、お客様とともにクリスマスを迎えることは、お宿にとって大きな喜びです。この日、感謝の気持ちを込めて、シンプルなスイーツを準備させて頂きました。
(手作りのスイーツ。真ん中には、あかつき屋どら焼き)

スイーツの真ん中に据えたのは、あかつき屋のオリジナルどら焼き。その周囲には、サンタクロースを模したチョコレートとイチゴとバナナのフルーツ。盛り付けには、大学生のお嬢さんが手伝って下さいました。
キャンドルは、昨年お泊まりになったタイのお客様が、記念に下さったものです。表面には、象が描かれています。
(タイのご夫妻が下さったキャンドル)

(女子短大生さんが手作りされた折り紙のクリスマスリース)

(倉西畳店さんが手作りされたイ草のリース)

クリスマスリースは、二種類。
一つは先日貸切でお泊まりになった新潟の短大生のお嬢さん方が、お礼にと折り紙を使ってかわいらしいクリスマスリースを作って下さいました。周囲には、やはり折り紙製のもみの木が配されています。
もう一つのクリスマスリースは、イ草でできたもの。このあかつき屋の畳の表替えをして下さった倉西畳店さんが、手作り品を贈って下さいました。上がりの間の衝立に飾りました。
一同そろったところで、加賀棒茶で「メリークリスマス!」。それぞれ今日観光した金沢市内のことなどを話されました。
あかつき屋にとって今回は初めてと言っていいのが、高校生の3人グループ。大阪・高槻から青春18切符を使ってお越しになりました。
お友達との初めての宿泊旅行で、少なからず緊張していたようでしたが、このお宿の雰囲気や近くの温泉銭湯での入浴体験などで緊張もほぐれ、金沢での一夜を落ち着いて過ごしておられました。
また、大学生の方々は、UNOにも興じられました。タイの兄、妹のごきょうだいも加わられ、盛り上がっておられました。若い世代の日タイ交流が繰り広げられました。
今日は夜、雪に。戸外は白くなり、文字通りホワイトクリスマス。外は寒かったですが、あかつき屋をめぐる様々な人の心尽くしの品々にも包まれ、身も心も温まる夜となりました。
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