出かけた先は、浅野川界隈。晴れわたった空も、日が傾き、川や木立ち、家並みなどには、影が映っています。今日一日の幕が下りるかのように、その影の面積は広くなっていきます。
浅野川の水は、透き通って清涼感がありますが、深まる秋とともに、水面も深い色合いになってきています。忙中の閑。一息ついて、足早にお宿に戻りました。
(浅野川大橋から上流を望む。水の色は深まる秋を示しています)

(中の橋から浅野川大橋方向を望む)

浅野川大橋の下流にある中の橋を渡って、主計町の茶屋街を歩きました。川沿いの樹木は、随分と秋の色を帯びていました。
ただ、平日とあってか、観光客はまばらで、お料理屋さんの人の姿も見えず、いたって静かです。
(夕暮れ時の主計町。静寂が支配していました)

そんな中で、目につくのは、玄関先に掲げてある金沢おどりのポスターです。県立音楽堂で今月20日から4日間の日程で開かれる催しで、茶屋街の芸妓さんたちの意気込みが伝わってきます。
(玄関先に掲げられていた金沢おどりのポスター)

そろそろお客様が帰って来そうな時間になったので、慌ただしく帰路につきました。
スポンサーサイト