朝の穏やかな時間。思いがけない光景にちょっぴり驚きながらも、見ていて心がなごみました。
(縁側で針仕事をなさった女性=写真掲載了解済)

この方は、大阪にお住まいで、最近裁縫に興味をもたれ、いろいろと小物類を作るようになったそうです。金沢にお越しになった目的の一つには、裁縫仕事で用いる指ぬきを販売している「加賀てまり毬屋」(南町)さんに寄るためでした。
そこでは、そのお店の方が手作りした精緻で美しい指ぬきが展示されていたそうです。
(その方は縁側で指ぬきを作られていました)

あかつき屋では、そのお店で並べられていた指ぬきを参考にしながら、その女性は、マイ指ぬきを縁側に座って作られていました。お庭の風景を目にしながら、その針仕事は、いかにも楽しいといったご様子でした。
(ふなっシーの針刺しを見せて下さいました)

そこで、その方は珍しいものを見せて下さいました。今人気のふなっしーをかたどった針刺しでした。「針刺しを作っていたら、どこかふなっシーに似ていたので、目や口などを付けました」。
その愉快な針刺しに、私も思わず頬が緩みました。秋の朝のひとコマでした。
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