(金沢能楽美術館の外観)

(能楽美術館のパンフレットなどの資料)

1階は「ようこそ能楽の世界へ」と銘打って、導入展示室がありました。能舞台と同じ大きさの空間で、映像を見ながら能楽を体験できるコーナーのほか、金沢能楽堂の模型や世阿弥が著した『花伝書』の有名なフレーズ「初心忘るべからず」などを記したパネルなどがありました。
2階は、秋季特別展として、彦根城博物館名品展「井伊家ゆかりの能面と能装束」が開かれていました。井伊家は、明治時代以降に各地に分散した前田家旧蔵品を収集しており、今回その一部が里帰りした形です。
豪華絢爛な能装束が目を引きましたが、私にとっては、お宿修業で8、9月に彦根市内の町家旅館に滞在(同8月31日、9月25日付ブログをご参照下さい)、その間、空いた時間を利用して彦根城をめぐっただけに、今回の名品展は、また特別の思いを抱きました。
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