その立ち寄られた海岸線は、たまたま夏の日差しが降り注ぎ、海も空も青かったのでした。「まぶしい太陽。(海で)泳ぎたい気分になりました」と、そこの浜辺で波と戯れた楽しかった時間をお二人は笑顔で話して下さいました。
(福井県内の海辺を旅された女子大生のお客様=写真掲載了解済)

お二人は、千葉県にお住まいで、東京都内の大学の四年生です。来春の就職先も決まり、この夏休みに北陸の旅を企画されたのでした。
東京から夜行バスで出発し、前日の早朝に敦賀に到着。そこから「青春18切符」を使って電車で福井最西端の若狭・和田(高浜町)に向かわれたのでした。
(若狭・和田の海岸=お客様ご提供写真、以下同じ)

若狭・和田の海岸は、事前の調査で海がとてもきれいとの評判があったからでした。
心配していた空模様は、ビーチに着くと「ミラクルが起こったかのように、快晴」。そして、海は予想に違わず、きれいで水は透き通っていました。
(波打ち際でそれぞれに「命」のポーズを取られました)


「こんなに晴れるなら、水着を持って来るんだった」。お二人は、すごく後悔したそうです。
でも、そんな思いもすぐ吹き飛び、海に足を浸し、体を伸ばすなど思い思いに過ごしました。それぞれ「命」のポーズをとって、カメラに収まりました。
若狭・和田の海岸は、実は私にとっても思い入れのある場所。一昨年と昨年の10月、この港を発着点とするマラソン大会に私が出場していたからでした。
風光明媚な場所であることは知っていましたが、夏の風景を知らなかったので、今、お客様を通じて、その素晴らしい陽光を受けた大海原を知り、今度はバカンスで行ってみたいと思ったことでした。
お二人の女子大生は、若狭・和田の海岸を楽しまれた後、再びJR列車に乗り、三国の東尋坊に向かったのでした。
この車中では雨模様だったのに、東尋坊に着いた頃には、「再びミラクルが起き、夏の太陽が顔を出してくれたのでした」(お二人)。
(雄大な日本海。空は秋の気配も)

(崖の上で海を見つめるお二人)

火曜サスペンス劇場でも有名な、景勝地・東尋坊。その断崖絶壁の崖っぷちまで行き、「騒ぎました」(お二人)。お二人で切り立つ崖の下をのぞき込んだり、果てなく広がる日本海を眺めたりして、過ごされたのでした。
あかつき屋には前日の午後7時頃にご到着。街なかのお食事処で夕食を済まされ、近所の温泉の銭湯で旅の疲れを癒されました。
今朝、お二人は「熟睡しました」とすっきりとした表情でお目覚めになりました。
お庭を見ながら、朝食を取られた後、兼六園へ歩いて向かわれました。
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