ほっと一息ついて、週明けを迎えました。
台風が石川県に向けてほぼ直進するルートをとっていたので、どんな風雨になるのかと身構えましたが、金沢では風は強く吹いたものの、雨は思ったほどではありませんでした。
そんな中で、お客様の中には、台風11号が石川県を通過しつつある時間帯を撮影してきた方がいらっしゃいました。不気味ささえ感じる空模様。でも、それは、アーティスティックでもありました。
(フランスの建築家男性が21世紀美術館で撮られた風景=ご提供写真)


その写真を撮られたのは、フランスの建築家の男性で、あかつき屋には恋人とお越しになりました。
お二人は、夕刻から金沢21世紀美術館に滞在され、その建築美とともに、空の変化を追っておられたのでした。
あかつき屋で撮った写真を見せて頂いたのですが、台風の通過に伴って刻々と変わる空の様子を的確にとらえておられました。
低く垂れこめた雲。
そのフォルムと色彩は、尋常でないたたずまいでした。日は既に沈んだ時で、空は陰影を帯び、おどろおどろしささえ感じました。
(あかつき屋に宿泊されたフランス人カップルのお客様=写真掲載了解済)

その空の下で、ライトアップされた21世紀美術館は、明るく輝き、空と好対照を描いていました。三々五々散策するカップルの姿も見られ、のんびりしたムードさえありました。
(お庭から見た空模様=9日午後7時前)

一方、あかつき屋。夕暮れ時、庭に出て見上げると、青空がのぞいていました。台風の目でしょうか。その辺りは、周囲の雲も明るくしていました。
風は、やや強く吹いていましたが、心配なほどでは、ありませんでした。ただ空気が、妙に生暖かく、これは、台風のせいかなと感じました。
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