こちらのお客様はあかつき屋に4泊されており、金沢では、たっぷり時間がおありです。時間に追われることなく、あかつき屋で過ごすなり、市内を観光するなり、ゆったりと金沢ステイを楽しんでおられます。
(ノルウェーからお越しの親子のお客様=写真掲載了解済)

あかつき屋にお越しになっているのは、ハンネさんと、そのお母様、そしてお姉さんのマリさんです。ハンネさんが今年東京大学に短期留学されたことから、母国のノルウェーからお母さんとお姉さんが初めて来日されたのでした。
金沢では「のんびり過ごしたくて」(ハンネさん)と、あかつき屋に4泊されています。
兼六園、武家屋敷跡、ひがし茶屋街、21世紀美術館等々、主だった観光スポットを回られる一方、ある夜、こんな過ごされ方をしました。
お客様たち、そろそろ日付が変わろうかという時間に帰って来られました。
玄関に入って来られるなり、ハンネさんが「(片町の)カラオケに行ってきました」と高揚した表情でおっしゃいました。
「1時間が2時間、2時間が3時間になっちゃいました」と身体からは、楽しかった時間の余韻が漂っていました。
ノルウェーでは、カラオケボックスがないため、とても印象深い時間になったようです。
(回転寿司店で夕食を取られるお客様)

(金箔を散らした「いろどりにぎり」も注文されました)

昨晩は、回転寿司店へ行かれました。お寿司屋さんのレベルが高い北陸・金沢。それは、回転寿司店でも同様であり、そのお寿司の内容やシステムを知ってもらいたくて、ご案内させて頂きました。
訪れたのは、海天すし田上店さん。広い店内。カウンターやテーブル席は、ご家族連れやご夫婦らのお客さんでにぎわっており、ハンネさんは「良さそ~」と目を輝かせて、声を上げられました。
いろいろなお寿司を食べられる中で、「いろどりにぎり」なるお皿も注文されました。それは、うに、中とろ、いくらの3点盛り。そのお寿司の上には、金箔が散らされているのが、金箔が伝統工芸としてある金沢らしいところ。
その演出にも心をとらえられたようでした。
(お母様は持参したノルウェーのお酒をご披露)

その後、あかつき屋で二次会。「ノルウェーのお酒があるので、ご一緒しませんか」と誘われたので、同席させて頂きました。
お酒に強くない私。ジャガイモが原料になっているというそのお酒。アルコール度数が40度余りあり、「気をつけて飲んで下さい」と言われ、茶碗に注ぐと強烈なにおいを発しました。
私は、体が受け付けないのではと危ぶみ、一口、二口飲んだだけで、碗を置きました。
「これは、アブナイですね」と私が言うと、ハンネさんは「アブナイ、アブナイ」と相づちを打ち、北欧のお客様のように、このお酒の醍醐味を知ることはできませんでした。
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