そんな中、あかつき屋では今日、涼しげな空間が生まれました。若手ファイバーアーティスト(布工芸作家)安達七佳さん(東京都在住)のシルク作品2点「Cycle of transience」を上がりの間に展示したのです。
水色や白を基調とした軽やかな舞台衣装で、シルクの風合いと相まって、見るからに涼しげ。格子戸から入ってくる風に揺られる様は目にも心地よく、お客様に喜んで頂いています。
(上がりの間に展示した安達七佳さんのシルク作品)

(人が身にまとった姿=作品集から)

(安達七佳さん=近影)

安達さんは2012年にスウェーデンの国立ヨーテボリ大学芸術学部工芸科テキスタイルアート専攻を卒業され、布と糸の魅力を伝える創作活動に当たっておられます。
安達さんは今年4月にスウェーデンの大学時代のご友人とともに金沢に観光にお越しになり、あかつき屋にお泊まりになりました。安達さんが布や糸などを素材にした素敵な作品を制作されていることを知り、あかつき屋では安達さんに作品の展示を依頼し、今回の展示が実現しました。
あかつき屋で飾らせて頂いた作品は、以前に「時間」をテーマにした展覧会に出品するため制作されたもので、舞台衣装2点です。スウェーデンの夜に着想を得たパターンとポートレートがモチーフになっています。平家物語の一部が刺繍にされ、引用されています。
このお部屋では、布作品のほか、影絵など紙作品も収めた作品集も紹介させて頂いています。
(お泊まりのお客様は、そのシルク作品を楽しまれています)

作品を展示した朝、京都からお越しになった女子大学生お二人が上がりの間に居合わせました。バー(棒)に掛けられた2点の舞台衣装は外から格子戸を通って入ってくるそよ風によって、静かに揺れています。お二人は「素敵な作品ですね。見てて気持ちいいです」と感想を話されました。
あかつき屋ではこれまで地元作家さんらの作品を展示させて頂いたことはありましたが、国内外で活躍するアーティストの展示は今回が初めてです。
今後は、こうした機会をさらに増やしていきたいと考えています。
安達さん、お忙しい中、ご協力ありがとうございました。
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