「もてなしハウス」と題して、他の金沢市内のゲストハウスとともに、近年新たなお宿のスタイルとして人気が高まるゲストハウスが取り上げられたのです。
(テレビ番組『新金沢小景』の中で紹介されたあかつき屋の玄関)

あかつき屋は、国登録有形文化財に指定された築80年のお宿として紹介されました。テレビ画面には、正面玄関のほか、母の62年前の花嫁道具の一つである花嫁のれんが掛かる上がりの間や緑豊かなお庭、2階客室全景などが、映し出されました。
先月にテレビ金沢の制作担当者さんがあかつき屋に収録にお越しになった時、立ち会いました。その際、きれいに撮って頂いたのではとの手ごたえを感じていたのですが、今日放送を見て、期待通り見事な仕上がりでした。
(同じくお庭。画面下に「声 五木寛之」の字幕)

この番組のナレーションは、現代を代表する作家五木寛之さんが担当されており、あかつき屋のお庭を背景として「声 五木寛之」と字幕が出ると、何とも言えない気持ちになりました。
(上がりの間の花嫁のれん)

(二階の客室全景)

五木さんの作品については、高校時代から『蒼ざめた馬を見よ』や『青春の門』『浅の川暮色』などを読んできました。愛読した作家さんの語りの中で、あかつき屋が紹介され、少なからず感慨がありました。
改めて、その紹介に恥じないお宿にしようとの思いを強くもちました。
テレビ金沢さん、ありがとうございました。
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