今回お越しになったアーティストは、スウェーデン出身の方々らで、布と糸の造形芸術(ファイバー・アート)に携わっておられます。古い歴史と伝統工芸、そして自然美が薫る金沢に関心を抱かれ、あかつき屋に二泊されました。
こちらのお客様は、ファイバー・アーティストの安達七佳さん(東京ご在住)とともにお越しになりました。
安達さんは、スウェーデンのヨーテボリ大学芸術学部工芸学科テキスタイルアート専攻を2012年6月にご卒業になっており、今回大学時代のご友人5人とともに金沢を訪問されたのでした。
(兼六園・花見橋での満開の桜)

金沢では、桜が満開になっていた兼六園を訪れたほか、県伝統産業工芸館、21世紀美術館を回られました。
兼六園では、咲き誇る桜の花とともに見事な庭園美に感嘆の声を上げておられました。
県伝統産業工芸館では、友禅作家・小林亜弥香さんの個展「春を染める」も開かれており、その作品展と合わせ、友禅のもつ繊細で優美な風合いに心とらえられたようでした。
(あかつき屋のお庭を楽しまれるお客様=上と緑豊かなお庭=下)


また、あかつき屋では、一階のお座敷を開放し、緑豊かなお庭を見てもらいました。限られた空間の中で、灯篭や樹木、敷石などが絶妙に配置された金沢町家のお庭の特長にも感心されたようでした。
(東京・渋谷での作品展でお客様が出品される作品群
=ご提供写真)






こちらのお客様は、今月14日から23日まで東京・渋谷にある専門学校桑沢デザイン研究所で作品展「We and you who wonder why」を開催されます。
舞台衣装やオブジェ、インスタレーション(空間造形)など、若きファイバー・アーティストたちのみずみずしい感性あふれる作品が展示され、楽しみなものになりそうです。そのご成功を祈りたいと思います。
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