FC2ブログ

あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

学生さん あかつき屋をSWOT分析

今朝、お客様を通じて、あかつき屋の経営について考える機会を得ました。お客様は大学4年生で、金沢には卒業旅行でお越しになったのですが、大学で専攻されたのは経営学で、組織・企業や個人の分析手法であるSWOT分析とポジショニングマップを使って、あかつき屋の特長を明らかにして下さったのです。

宿泊業界におけるあかつき屋の位置づけについては、私どもは、それなりに感じてはいますが、今上記のような手法を使って分析されると、改めてその立ち位置や今後の方向性が鮮明になったようで、長所はより磨きをかけ、課題については、クリアできるよう努力していきたいと考えています。

(あかつき屋をSWOT分析などで考察されたお客様のお二人=写真掲載了解済)
0305sendaisei01.jpg

今回あかつき屋にお泊まりになったのは、専修大学経営学部の4年生で、近く卒業式を迎えられます。金沢には卒業旅行で二泊三日され、別のゲストハウスに宿泊された後、あかつき屋に宿泊されました。

大学で経営学を学ばれたとあって、今回のご宿泊を通じて、お宿経営について考えるきっかけになったようでした。

一泊されてご出発の朝、お二人といろいろとおしゃべりいたしました。
ゲストハウスは近年、全国の観光地を中心に開業が相次いでいますが、その学生さんによると、あかつき屋は金沢市内の他のゲストハウスに泊まった経験も踏まえて、明らかに他と違った特長をもっていると指摘されました。

それについては、企業経営などの分析に用いられるSWOT分析とポジショニングマップ、ポートフォリオによって、あかつき屋の特長をお宿ノートに示して下さいました。
その分析結果については長くなるので詳述できないのですが、以下のように要約できます。

SWOT分析では、S(Strengths:強み)として、あかつき屋が国登録有形文化財の優れた建築物であることのほかに、兼六園などの観光地に近い立地の良さや、おもてなし(学生さんは、恥ずかしながら私どものことを褒めて下さいました)の良さなどを挙げられました。

W(Weaknesses:弱み)については、部屋数が少なく(全3室)、ニーズにこたえきれていない現状があるのではないかとみられ、それは機会損失に当たると指摘されました。

O(Opportunities:機会)の点では、外部環境として今後さらに海外の観光客が増えるであろう点や、SNSの発達、金沢ブランドの向上などが挙げられ、これらの点が有利に働くであろうと推測されました。

T(Threats:脅威)においては、町家の減少(=観光産業の盛衰との関連)、競合の参入などを指摘されました。


また、企業のポジション(位置)を分析するポジショニングマップでは、宿泊客の年代(高いか⇔低いか)と、ゲストハウスの雰囲気(落ち着き・安らぎのある傾向か⇔にぎやかで、わいわいした傾向か)の二つの指標で座標軸をとって、分析されました。

(お二人がお宿のノートに記されたあかつき屋の経営についての分析)
0305swot0101.jpg

その結果、あかつき屋は多くのゲストハウスと異なって、ご宿泊客の年齢層が若い世代から中高年まで幅広くカバーしている点に特色があると指摘されました。
お宿の雰囲気については、全体に落ち着きや、安らぎがあるとの印象をもたれました。

以上の点から、あかつき屋はポジショニングマップの座標の上では、ゲストハウス界の中では、他と違ったユニークなポジションにあると結論づけられました。

経営学を修められた人ならではの視点での分析で、大変興味深く、参考になりました。Natsumiさん、Mikiさん、熱心に分析して下さってありがとうございます。

お二人は、4月から社会人になられます。それぞれの会社では、大学で学んだことを生かして活躍されることでしょう。元気に頑張って下さい。ありがとうございました。

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://akatsukitarou.blog96.fc2.com/tb.php/633-f65e6579
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)