そんな明るい日差しに誘われるかのように、あかつき屋のお客様は朝、早速街に出かけられ、精力的に観光をされました。その移動の足となったのは、金沢市の公共レンタサイクル「まちのり」でした。
縦横無尽に自転車を走らせ、通り一遍でない金沢ツアーになったのでした。
まちのりを利用されたのは、男性が日本人、女性がトルコ人の若い国際カップルで、あかつき屋に二泊三日されました。昨日21世紀美術館のポートと呼ばれる駐輪場で自転車を借り、西茶屋街、忍者寺(妙立寺)の方へ向かわれました。
その界隈を散策後、帰りは犀川河原に立ち寄り、しばし明るい日差しを浴びながら、そぞろ走り。
その後は、長町武家屋敷跡や近江町市場などを回られたのでした。
(長町武家屋敷跡で過ごされるお客様=お客様ご提供写真、以下同じ)

自転車を使えば、ガイドブックに書いてないような、自由な旅ができるようです。
お二人は、西茶屋界隈を心が赴くままに、緩やかにペダルをこいだのでした。
そしてお昼ご飯に立ち寄ったのは、加登長野町店さん。
「金沢の地元料理の治部煮定食を食べました。おいしいくて、安いので、大満足しました」。
(犀川の河原をのんびりとサイクリング)

帰りに立ち寄った犀川の河原では、明るい日差しを体いっぱいに浴びられたようでした。空は晴れ渡り、気分爽快。犀川大橋からは、雪をかぶった医王山が望めます。橋の下の方に視線を向けると、二羽のカモが泳いでいたそうです。
(住宅街の一角では、幾重ものサークルの模様を見つけられました)

その後、川べりを上り、新竪町、菊川界隈へ。住宅街のサイクリングとなりました。
道の真ん中に幾重もサークルを描いた模様が広がっているところに出ました。
「気ままに街を走っていると、思いがけないものと出会いますね。そんな出会いが、すごく楽しかったです」。
お二人にとっては、春の到来に喜びを感じながら、気取らない金沢の素顔にふれた三日間になったようでした。
スポンサーサイト