そのお客様とは、金沢21世紀美術館手前でいったんお別れ。帰り道、少し寒く感じたので県立美術館のカフェに立ち寄り、片時のお茶タイムにしました。
(県美術館カフェで注文した辻口ロールとコーヒー)

県立美術館のカフェは大のお気に入り。よくあかつき屋のお客様にはご紹介していますが、今日はそばまで来たのでそのカフェに入りました。
幸運なことに、そんなに混んでなく、前面に大きなウインド・ガラスが張られている窓側の席に座りました。
日本を代表するパティシエ・辻口博啓さんがプロデュースするスイーツの一つ「辻口ロール」(加賀棒茶味)とコーヒーを注文しました。
(ウインドから眺めた外の風景。小雪が舞っていました)

外を眺めると、小雪が舞っており、立春がとおに過ぎたというのに、木立の色彩は淡く、依然として冬のたたずまいであることを感じました。
そんな中で、手元に出された辻口ロール。加賀棒茶の風味が染み、ほど良い甘さ。おいしいコーヒーを口にしながら、美味を楽しみ、「忙中閑あり」の時間を過ごしました。
再び外の冷気を浴びながら、あかつき屋へと歩を進めました。
金沢医療センター横を通り、八坂に差し掛かりました。
(小雪が舞い、静けさが漂う八坂)

坂の上に立つと、雪が空から舞い降りてくる様子が、はっきりと認められます。
「これが、この冬最後の雪になるのだろうか」。
そんな思いを胸にしながら、石段を足早に下りていきました。
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