外はそんな状態ですが、あかつき屋の中は、明るく晴れやかな雰囲気になりました。二月に入り、上がりの間を模様替え。正面に花嫁のれんを据えつけました。その下には、雛人形や御所車を置きました。
外の寒さを忘れさせてくれるほどの華やかな雰囲気。お客様には、家の中で近づく春を感じてもらおうと考えています。
(あかつき屋の2階縁側から見える雪景色。雪吊りの松や黒瓦が白くなりました)

久しぶりのまとまった雪。北国に住む者にとっては、雪かきの苦労もあることから、正直恨めしく感じるところもありますが、観光に金沢に来られる人にとっては、冬の風情を感じることができるので、楽しみでもあるようです。
現在あかつき屋の近くにある兼六園では、夜のライトアップイベントが開催されているので、この雪により舞台は整ったことになります。
(上がりの間に飾った母の花嫁のれん)

あかつき屋の上がりの間に飾った花嫁のれんは、母の花嫁道具の品。表には、友白髪の夫婦や松竹梅、鶴亀などが描かれています。
その母と父は今年結婚63年目に入り、花嫁のれんの老夫婦と同様絵に描いたように、まずまず元気で老後の毎日を送っています。花嫁のれんのご加護にあずかっているかのようで、ありがたいことです。
(友人から頂いた雛人形)

その下の雛人形は、私たちの友人が、3年前にこのあかつき屋のオープンを祝って下さった品。今年も感謝して飾らせて頂きました。
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