兼六園と隣接する県伝統産業工芸館のことです。ここで現在お正月特別企画「我らが加賀獅子頭展」が開かれており、そのお客様は、その会場に足を運ばれたのでした。
今日私もそこで見学させてもらいました。重厚で迫力のある獅子頭がずらりと並んでおり、見ごたえがありました。
(県伝統産業工芸館の外観)

県伝統産業工芸館は、兼六園の小立野口のすぐそばにあり、あかつき屋から八坂を上がって兼六園へ行くときには、必ず目にします。あかつき屋にとっては、身近にあるミュージアムです。
(迫力のある獅子頭。背後にはトンネルのような長い獅子舞の蚊帳)

そんなこともあって、先のお客様は「兼六園で獅子頭を見てきました」という言葉になったのかもしれません。私も今日見た獅子頭は、白山市鶴来地区の知田工房さんの協力を得て集められたという鶴来や金沢、津幡のお祭りで使う獅子頭がずらりと展示されていました。
一角には、トンネルのような長い獅子舞の蚊帳もあり、中に入り、くぐってみたところ、わくわくして面白かったです。
(牛首紬をご覧になるお客様)

(かわいらしい加賀人形や加賀八幡起き上がりなどの郷土玩具)

ここは、石川県内の伝統工芸36業種が常設展示されています。
金沢金箔や加賀友禅、九谷焼、輪島塗、山中漆器等々。金沢の郷土玩具として、加賀人形や加賀八幡起き上がりなどかわいい工芸品もあります。
ここを訪れれば、石川県内の工芸の世界がいっぺんに概観できます。意外とご存知でないお客様もいらっしゃるので、お客様のニーズに合わせてご紹介しています。
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