(「加賀藩の伝統文化 -その歴史と特質-」等の資料)

この講座は、県金沢城・兼六園管理事務所などが主催しているもので、歴史・文化コースと城と庭の魅力コースの2つのコースがあります。この日の講座は、両コースの共通講座で、公開形式で開かれました。
会場となった河北門(二の門)内の広間では、やはり受講者の大半は中高年で占められており、その中では私は若手の部類に入るのではと思い、座布団の席に着きました。
講師の嶋崎県立美術館長は、利家から始まる加賀藩の各藩主の時代と文化への取り組みを豊富なエピソードとご自身の見方も加えて、分かりやすく話されました。
ほぼ2時間と長時間に及んだ講演でしたが、味のあるお話しぶりに時のたつのも忘れ、藩主とその時代へのさらなる興味をかきたてられました。
(ライトアップされた河北門)

会場から外へ出ると、すっかり夜が更けておりました。ライトアップされた河北門をしばし眺め、満足感を胸に家路につきました。
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