紅葉がピークを迎えた名園。灯りに映し出された木々や雪吊りは感動的な美しさで、お客様たちは、忘れ得ぬ城下町金沢の夜になったようでした。
季節の節目節目にある兼六園のライトアップ。その日は、無料開放になるとあって、より身近に感じられる公園になります。
(幻想的な風景で魅了した兼六園のライトアップ)

この週末、あかつき屋では、金沢在住の50代の方が、あかつき屋を貸切にして小学校の同窓会を開かれたグループと、やはり金沢市内に住む70代女性の方が、愛知県にお住まいのお姉さんを招いて、共に過ごされた組がお泊まりになりました。
(紅葉も光に映し出され、ひと際鮮やか)

週末、金沢は幸運なことに雨が降ることなく、穏やかな天候に恵まれました。お客様は夜兼六園でライトアップがあることをご存知だったので、そろって名園へ歩いて出かけることになりました。
スポットライトに照らし出されたカエデや雪吊り。兼六園では、あちこちで観光客や市民の方々の感嘆の声が上がっていました。
「カエデが、グラデュエーションのようにだんだんと色が変わっていっているね」
「霞ケ池に映る雪吊りの風景は、鏡に映っているみたい」
(ことじ灯篭付近は、人で混み合っていました)

夜に浮かび上がった紅葉や名松は幻想的で、神々しくもありました。自然と伝統が織り成す庭園に、光の演出が加わり、目が覚めるようでした。
金沢にふだん暮らしておられるお客様も、夜の兼六園は初めてだったようで、「本当にいい機会になりました」と感想を話されていました。
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