今回お泊まりになったお客様は、東京や横浜などからお越しになりました。日ごろからコミュニケーションの在り方について考えておられる若い人たちで、昼間の観光の後、夜あかつき屋でお鍋を囲みながら、それぞれの近況を話す一方、訪れた金沢の観光地の印象などを語り合っておられました。
(海鮮鍋で親ぼくを図られるお客様グループ=写真掲載了解済)

(冬の味覚の主役ズワイガニが登場しました)

このご一行様は、青山学院大学が主催しているワークショップデザイナー育成プログラムに参加された方々で、第9期生です。
この講座は、コミュニケーションの場づくりを学ぶもので、あかつき屋にお泊まりになった9期生の方々のバックグラウンドは、舞台の演出や脚本、美術に携わる人から、編集者、企業の人材育成担当、企画など様々です。
あかつき屋を選んだのは、金沢の歴史のある町家であり、コミュニケーションが取りやすい大きな掘りごたつを備えたお部屋があるからということでした。
ほぼ一年ぶりに顔を合わせたというお客様たち。夕方あかつき屋に入られると、早速先日漁が解禁になったズワイガニをはじめ、タラ、カキ、アンコウ、そして野菜を材料にしたお鍋を作られ、食卓を囲まれました。
アートをお仕事にしている人が多いせいか、昼間訪れた21世紀美術館の造りや作品の展観などについて、思い思いに感想を話されていました。
あかつき屋については、「趣のあるお宿で、まったり、落ち着いておしゃべりできるのがいいですね」「みんなでこたつを囲んでご飯を食べれるのが素敵です」などと印象を話されました。
(仲間からご入籍を祝い日本酒を贈られたお客様のカップル・中央)

ところで、今回の金沢ツアーでは、サプライズ企画が準備されていました。お仲間のカップルがこの度入籍されたということで、あかつき屋でお二人に茨城県の地酒「来福」をプレゼント。
お二人は、思いがけない演出に戸惑いつつ、笑みを見せておられました。
ご一行様の今回の旅は、アートツアー。翌日は、アートのまちづくりをしている新潟・十日町の妻有へ向かわれます。
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