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あかつき太郎の町家日記

金沢町家ゲストハウス あかつき屋をめぐる出来事や思い、人とのふれあいなどをつづるブログ。街角の話題や四季折々の風情も紹介していきます。

あかつき屋のホームページはこちらです。

銘菓「暁」のように末永く愛されたい

(前回の続き)大阪から一年半余ぶりにあかつき屋にお越しになった乙女文楽座の皆様。再会のごあいさつをしている時、うれしいものを差し出されました。

大阪・枚方名物のどら焼き「暁(あかつき)」をお土産に下さったのです。私たちのお宿と同じ名前で、とても愛着のあるどら焼き。頂いたところ、しっとりと上品なお味。食後感も良く、気持ちが改まりました。

(お土産に頂いた、枚方名物のどら焼き「あかつき」)
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このどら焼き・あかつきは、大阪・枚方にある、どら焼きの専門店「呼人堂」さんが製造販売されているものです。
このどら焼きと、あかつき屋との間には実は物語があり、それを初めて知ったのは、一昨年のゴールデンウイークの時でした。
あかつき屋に宿泊されたお客様が、お住まいのある枚方においしいどら焼きあかつきがあると、おしえてくださったのです。これを知り、早速呼人堂さんから、そのどら焼きを取り寄せ、味わったのでした。

これを参考に、あかつき屋では、このお宿の名前が入ったどら焼きを近所の和菓子屋・山本観音堂さんにお願いして作ってもらったのでした。

今回再び呼人堂さんのどら焼きを食べたところ、上下の生地(皮)はしっとりとした味わいがあり、その生地にはさまれたあんこは、甘すぎずお口にほどよくなじむ感じ。
私が何より感銘を受けたのは、見た目やお味に気品があるところ。
呼人堂さんは明治40年の創業以来、このどら焼き一つにかけ、名品と言われるまでに発展させたのでした。

あかつき屋はこの年末で創業丸三年になるのですが、このどら焼きのように皆様から末永く愛されるように、努力と研鑽を続けたいと心に誓ったことでした。 

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        箕面の「もみじの天ぷら」も頂く
ところで、乙女文楽座の皆様は、どら焼きのほかに、珍しいものもお土産に下さいました。それは、「もみじの天ぷら」なるお菓子。

これは、紅葉の名所がある大阪・箕面の名産品とか。頂いたものは、土産物店「桃太郎」さんで販売されたものでした。
かりかりっとした食感は、かりんとうを連想させ、油っこくなく、やさしい甘さでした。
葉っぱもお菓子になる。固定観念にとらわれない商品開発という点でも、心に残りました。

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