にっちゅうのご観光の後、夜はあかつき屋でおしゃべり。トルコの方々からは、いろいろとお国のことを聞かせて頂き、興味深く、楽しい時間になりました。
(あかつき屋にお泊まりになったトルコからのお客様・左端から二人と右端の女性。真ん中はFさん。その右が建築家のアメリカ人男性=写真掲載了解済)

日本人女性のFさんは長年アメリカにお住まいで、そのご滞在中にアメリカ留学されていたトルコ人の男女3人とお知り合いになりました。
今回の日本旅行では、Fさんが幹事となり、その後お国に戻られたトルコ・イスタンブールの方とアメリカの建築家とともに金沢に来られ、あかつき屋には全室貸切でお泊まりになりました。
ご一行は兼六園やひがし茶屋街など、城下町金沢の伝統美が色濃く残る観光地を中心に回られました。
せっかくの機会なので、私はトルコの方にお国のことをいくつか尋ねました。トルコの魅力的な場所として、お客様が真っ先に挙げられたのは、奇岩が数多くある自然の景勝地カッパドキアでした。
あかつき屋に、2020年東京オリンピック開催決定を祝うポスターがあり、それを目にされたので、オリンピックのことが話題に。
トルコの皆さんには申し訳ないことになったと話すと、トルコの方々は「自国は、交通機関やインフラがまだ不十分。五輪が開催されることになれば、トルコにある古いものが損なわれるかもしれないし、東京開催で良かったんですよ」と笑って話されました。
こちらに気を使っての言葉かもしれませんが、そう言って下さって、ほっとした気持ちになりました。
アメリカからお越しになったのは、建築家です。あかつき屋の前のお寺・広済寺さんに関心を示され、今朝お寺を拝観されました。
欄間など、あちこちに精巧な彫刻が施された立派な建物で、古い歴史のあるお寺が、住宅が多いこの下町にしっくりと違和感なく存在する姿に、金沢の懐の深さを感じられたようでした。
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