動物のビーバーがマスコットキャラクターで、独特の塩味が利いたこのあられは、子どもの頃から慣れ親しんできました。あかつき屋のお客様も、金沢土産として買っていかれたお菓子だけに、少なからず感慨も。
業界の競争激化による会社ビーバーの経営破たんのニュースを聞いて、あかつき屋の隣のクスリのアオキさんへビーバーを買いに行ったら、商品陳列棚に最後の一袋が残っており、すぐに買い求めました。いつも通りの、風味。かみしめるように味わいました。
(会社の経営破たんで製造が取りやめになった米菓ビーバー)

米どころ北陸は、米菓には様々な種類があり、子どもの時、お腹が空いた時は、よく「かきやま」などと呼ばれた米菓をおやつとして食べていました。
その中で、ビーバーは、テレビコマーシャルで動物のビーバーが画面に出てきて、「ビーバーですぞ」というシーンもあり、しっかりと脳裏に刻まれています。
ビーバーの袋の表には、「since 1970」と記されていますから、販売が開始されて43年ほどの歴史があることになります。
地元金沢の人にはおなじみのようで、昨年に東京からあかつき屋にお越しになったお客様が、金沢出身の職場の同僚いくえちゃんの勧めで、隣のアオキさんで、金沢土産にビーバー数袋を買っていかれたことがありました。
何でも長年なじんできたものが、なくなるというのはさみしいもの。復活する日が来るのでしょうか。
スポンサーサイト