連休初日の21日、三組のお客様は、それぞれに金沢での過ごし方をされました。いずれもこちらにとって、少なからず印象に残るお客様でした。
(白川郷に向かうため朝出発されたEさんご一家=写真掲載了解済、以下同じ)

東京からご家族連れでお越しになったEさん。ご主人は生まれてから2歳まで金沢で過ごされたとのことでした。今回は奥飛騨・白川郷を訪れるために、金沢に寄られたのでした。
「金沢は経由地なんですか」。私の問いかけに、Eさんご家族は、笑ってうなずかれました。金沢は既に何回か観光に訪れておられるようで、今回はあかつき屋で宿泊された後、翌朝金沢駅から白川郷行きのバスに乗るため、早くにここを出られました。
その駅に行く前に金沢の魅力にふれるため、ご家族は「金沢城に行ってきます」と歩いて兼六園方向へ向かわれました。お城付近の朝の散歩は気持ち良かったと思います。
(故郷の岐阜からお友達と過ごされた金大生のMさん・右とそのお友達のMさん)

金沢にお住まいの方からの宿泊申し込みもありました。そのお客様Mさんがあかつき屋にお越しになって分かったのは、金沢大学の学生さんであることでした。
Mさんは岐阜県のご出身で、この連休を利用して学校時代のお友達Mさんを金沢に招かれたのです。金沢にお住まいの方が、金沢のこのお宿に泊まられるというのは、また別の意味でとてもうれしいことです。
お二人は岐阜では長良川近くにお住まいで、鵜飼いは「しょっちゅう見ました」。
金大生のMさんは泉野の寮にお住まいで、冬の雪は大学のある角間にまで行くのには、大変だとのこと。
でもこの連休は、すっかり観光客気分になって百万石の城下町の散策を楽しまれたようでした。
(金沢で独身最後の旅をされたKさんカップル)

東京からお越しになったもう一組のカップルのお客様は、圧巻でした。あかつき屋を選ばれたのは、男性のKさんが、一年前にここに泊まられた職場の同僚はらだちゃんの勧めがあったから、でした。
実はKさん、明日にお連れの女性Kさんと入籍を控えておられるのです。いわば独身最後の旅に金沢にお越しになったのです。1泊2日の城下町の旅は、お二人を祝福するかのように、秋晴れに恵まれました。
夕食に行かれた近所のお寿司とおでんの「まるよし」さんでも、楽しいひとときを過ごされました。
夜お二人とおしゃべりした際は、昨年ここに泊まられた、はらだちゃんのことも話題に上り、お友達とお話ししているような、うちとけた時間となりました。
大学のピアノサークルで知り合ったというお二人。長い交際期間を経て、明日ゴールインへ。末永い幸せをお祈りいたします。
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