こちらの女性は日本人男性と先ごろご結婚されて、お二人で金沢に旅行に来られたのです。藩政期の歴史と伝統が今も息づく金沢。観光と暮らしがバランス良く溶け込んだ金沢のまちに感銘を受けられたようでした。
(あかつき屋にお泊まりになったポルトガル人女性と日本人男性のご夫妻
=写真掲載了解済)

男性はお父さんが金沢のご出身で、現在アート、イベント関係のお仕事をなさっています。仕事で滞在されたポルトガルで、この女性と知り合われ意気投合、今年ご結婚されたそうです。
女性もアート関係の仕事に携わっておられ、お二人は仕事上のパートナーでもあります。
金沢は、男性のお父さんの故郷でもあることから、「新婚旅行」(男性)のような形で訪問されたのでした。
二泊されたあかつき屋では、純日本家屋に大いに満足されたようでした。特に女性は畳が印象深かったよう。その感触もさることながら、「(イ草が)まだ生きているみたい」と驚きさえあったようでした。
あかつき屋はオープンに当たって、畳はすべて表替えしたのですが、3年近くたっても、まだほのかに青畳のにおいがしています。女性のご感想は、そんなことを指してのことのようです。
お二人は、21世紀美術館などがあるまちの中心部に行くときは、大通りではなく、決まって広済寺さんの前の小道から八坂を上がって、県立美術館前に出るコースを歩いて行かれました。
その道なりや家並みの風景が、良いからとの理由でした。ご滞在中、秋晴れの日が続き、さぞ気持ち良かったと思います。
金沢のまちは、観光スポットやお店、住宅などが調和良く配されていて、スムーズに街歩きを楽しめるとのこと。日射しもポルトガルのような強いものでなく穏やかで、好印象をもたれた城下町ステイだったようです。
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