(ソメイヨシノの巨樹)

この催しは、金沢市主催の第23回緑花フェスティバル2010の一環行事で、講師は石川県巨樹の会の濱野一郎会長が務められました。
①玉泉院丸跡付近②極楽橋~鶴丸倉庫付近③本丸園地④三十間長屋裏付近の順で回りました。
巨樹とは、地上130㌢の位置の幹周が300㌢以上の樹木を言うそうで、今回のウォークでは、幹周1064㌢もあるソメイヨシノ(所在地:本丸園地・辰巳櫓跡付近~鉄門)や幹周390㌢のスダジイ(同)などを観察しました。
(スダジイの巨樹)

本丸園地は、金沢大学が城内にあった時代、植物園であった場所で、うっそうと樹木が繁っていました。巨樹観察は、森林浴をするようでもあり、心身にとても心地よい感じ。途中、散策する中高年やカップルらとすれ違いましたが、濱野会長は「ここで出会う人は、ほとんど県外の人。(街なかで)森を歩くのが珍しいこともあるんでしょう」と話されました。
(丑寅櫓跡から兼六園を望む)

また、丑寅櫓(うしとらやぐら)跡の高台からは兼六園が望めました。豊かな緑地帯の前に茶店などが軒を連ねる風景は、見ごたえがあり、今度はゆっくり来てみようと思ったことでした。
庭木の剪定の基本を学ぶ
午後からは金沢市役所前で、庭仕事「剪定」教室などがあり、受講しました。花木・庭木の剪定の基本作業について、庭師から実際に樹木を使って説明があり、ポイントを学びました。
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