その中で、ここで4連泊されたご一家がありました。埼玉県からお越しになった野崎さんご家族です。
ご一家はあかつき屋にご宿泊中、城下町金沢の魅力を満喫される一方、能登島にも足を延ばされ、水族館でイルカなどとふれあってこられました。ご出発の朝、楽しかった出来事の数々をお宿ノート「自由帳」をいっぱいに使ってクレヨン画にされました。
見ているだけで、楽しくなる絵。こちらにとっても、親類の人が泊まっていかれたような余韻が残りました。
(4連泊された野崎さんご一家=写真掲載了解済、以下同じ)

野崎さんは、お母さんが日本画家の須惠朋子さんで、お勤めがあるお父さんより一足早く金沢入りされました。ここでの前半は、お母さんと息子さんのえいた君がご一緒に金沢市内の観光地や能登島を訪ねられました。
お父さんがあかつき屋に合流されてからというもの、えいた君のボルテージが俄然上がり、あかつき屋は笑い声や歓声が絶えませんでした。
(息子さんが日本画家であるお母さんと一緒に思い出を絵にされました)

(出来上がった金沢での思い出を描いたクレヨン画)

4泊された後のご出発の朝、ご家族はお宿ノートに見開き2ページをフルに使って、金沢での思い出を描かれました。
ノート中央に電車で金沢にやって来たご家族を大きく描きました。その周りには、兼六園の松の木や前田利家公、加賀八幡起き上がり、あかつき屋のお庭、さらには、近所のお食事処まるよしさんで食べた納豆巻きやおでんも描きました。
もちろん、金沢町家である、あかつき屋の建物も気に入って下さいました。お父さんは「小さい頃によく遊びに行った母の実家によく似た雰囲気で、なつかしい気分で過ごせました」とおっしゃいました。
お泊りありがとうございました。暑い日が続きますが、皆様元気でお過ごし下さい。
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