この度お越しになったのは、武蔵野美術大学の造形学部建築学科の大学院生さんたちです。歴史的な町並みや建造物が多い金沢の街なか。学生さんには格好の研究・調査対象になったようでした。
(あかつき屋のお庭をバックにする学生さんたち=写真掲載了解済)

学生さんたちは、あかつき屋には越中五箇山を訪れた後に入られました。ここで金沢町家の特長である出格子や高い天井、また玄関では円窓、一枚板で作られた腰板など優れた意匠について説明させて頂きました。
お庭にも関心を示され、写真を撮るなどして記録に収められました。
(木の組み方が工夫されている五十間長屋
=お客様ご提供写真、以下同じ)

学生さんは、金沢の職人の技にも目を見張られました。金沢城公園では、五十間長屋に入られました。伝統的な工法に則って復元された木造建築物。
学生さんたちは、木の組み方に感心し、屋根瓦の素材にも興味をもたれたとのことでした。
(金沢城の石垣にも熱い視線を注がれました)

金沢城の石垣にも熱い視線を注がれました。様々な種類の石垣があることから、「石垣の博物館」とも呼ばれる金沢城。石の据える場所や大きさによって、石の積み方、組み方にも工夫されていることが分かったと言います。
明日を担う若き建築家にとって、百万石の城下町は興味尽きないフィールドであったようです。
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