夜、他のお客様を交えて歓談の時間をもちました。彼は、考古学を専攻する研究者でした。彼の研究のことやスウェーデンのことなどで話が弾みました。
(スウェーデンからお越しになったお二人=写真掲載了解済)

スウェーデンから来日されたお二人は、彼がスウェーデン人で、彼女は韓国のご出身で、インテリアデザイナーをされています。彼女は日本で長年暮らした経験があり、日本語はご堪能。彼女が日本は初めての訪問となる彼の案内役となり、各地を旅されています。
夜、あかつき屋で楽しいひとときを過ごしました。
彼は、考古学の研究者で、アジアを研究の対象にされているとのことでした。特に、コメの伝播を調査されており、タイで盛んなコメ作りの起源や、農業の進展の過程などについて探っておられます。
また、彼はそうした暮らしのなりわいから生まれる、地域コミュニティの形成についても研究しているのでした。
北欧で暮らしながら、アジアに興味を抱いておられる点が、ユニークであると、彼女のみならず、私もそう思いました。
(あかつき屋ではお庭も楽しまれました)

日本は、そうしたアジアへ強い関心をもつ彼には、欠かせない国なのでした。もちろん金沢は初めての土地。歴史的な家並みを楽しまれる一方、国登録有形文化財に指定されているあかつき屋では、堅固で、デザイン性の高い造りにも視線を注がれました。
朝、昼、夕と、日射しの当たり具合で表情を変える、あかつき屋のお庭も金沢の思い出の一つになったようでした。
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