二泊三日の間、エネルギッシュに回られた金沢の街は、「想像以上に魅力的な街」(お客様)だったそう。タイのデザイナー集団からうかがった金沢に対する印象の数々は、大いに参考になるものでした。
(あかつき屋に宿泊されたタイのデザイナーの皆さん=写真掲載了解済)

こちらのお客様は、バンコクのデザイン事務所に所属し、そのボス(お客様の言葉)とお勤めのデザイナーで構成されています。
金沢の観光へはかなり期待が大きく、こちらに対していろいろと相談やリクエストがあったので、スケジュールのアウトラインや交通手段などを提案させて頂きました。
このグループでユニークだったのは、金沢では郊外にある大乗寺へ出かけられたこと。この禅寺へ行かれたのはうちのお客様では初めてだと思います。
(訪れた大乗寺。とても静かでした
=お客様ご提供写真、以下同じ)


訪れたその古刹は山門が素晴らしく、境内は豊かな緑に覆われています。「とても静かで、落ち着いた気分になりました」と感想を述べられました。この後、忍者寺(妙立寺)へと向かわれました。
(用水が心地よい武家屋敷跡)

武家屋敷跡界隈も歩かれました。古い家並みは、藩政時代の趣がたっぷり。その中で、街を流れる用水が目に留まったそうです。「水がきれいで、涼しく感じました」とボスは語り、その点がバンコクとの大きな違いであると指摘されました。
デザイナー集団ですから、ショッピング街のウインドーに並んでいる商品にも関心が向かいます。「金沢は地方の都市でありながら、名の通ったブランドの衣類がふつうに並んでいるのには驚きました」と口をそろえられました。
また、移動にはタクシーのほかに、公共レンタサイクルのまちのりも利用されました。「安いし、あちこちで乗り降りでき、とても便利です。いいシステムですね」とボスは感心しておられました。(つづく)
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