でも、そんな鬱陶しさを晴らしてくれるものが、あかつき屋にあります。お庭でちょうど花開いたギボウシです。房状に白っぽい花弁を付ける花。派手さはありませんが、その清楚な姿は、見る人に清涼感をもたらしてくれます。この時季、楽しみな草花です。
(お庭で花を開かせているギボウシ)

あかつき屋のお庭。そんなに広くはありませんが、盆栽や草木、敷き石などがバランスよく配置されている上、時々刻々と表情を変えるので、興味深くもあり、見ているととても落ち着きます。
そのお庭の中ほどにあるギボウシ。今年も、ツツジ、サツキの次に花を開かせました。花は小さいのですが、緑が濃くなってきたお庭の中では、その姿は際立ちます。葉がたっぷりと大きいのも、その存在感を高めているような気がします。
(上がりの間のサギソウの絵)

あかつき屋には、まだ涼しさを醸し出すものがあります。上がりの間の衝立に飾っているサギソウの絵です。鳥のサギが翼を広げている様に見えることから、その名がついたともいう花。白い花は、清涼感とともに気品も感じます。
これは、妻の友人のお父様が描いて下さり、あかつき屋に下さったものです。
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