このお客様は、大学の美術サークル「クラマ画会」の方々。金沢の卒業旅行では、あかつき屋でお食事会をすることをメーンにしておられたようで、近江町市場で買い出しに行って、作られたのは、手巻き寿司。海の幸が掘りごたつの上にずらりと並び、にぎやかな夕食になりました。
(手巻き寿司であかつき屋の夜を楽しまれた学生さんたち)

同志社大ご一行の幹事さんからは事前に、あかつき屋に宿泊中はキッチンを使って料理をしたいとのお申し出がありました。「今回も鍋料理かな」などと思いながら、当日近江町市場からのお帰りを待ちました。
「何を作られるんですか」。お帰りになった幹事さんに早速尋ねました。
女子の皆さんは「手巻き寿司を作ります!」。
「えー。そりゃいい」。私は、思わず声を上げてしまいました。あかつき屋では、初めての手巻き寿司です。
(海の幸が豪華に並んだ食卓=上・下)


炊飯器でご飯を炊き、お鍋を使ってすし飯を作られました。
手巻き寿司の具材として、マグロ、サーモン、ブリ、イカ、車鯛、甘エビ、イクラなどの海の幸と卵、ズッキーニを準備されました。
魚屋さんでゆでてもらった、香箱ガニも大皿の上に並びました。
掘りごたつの食卓は、彩り豊かでかつ豪華。
わいわいがやがや。
学生さんたちは口々に「お刺し身が新鮮で、安く、とてもおいしい」。
そして「中学校の修学旅行みたい」「普段は言えないことも、ざっくばらんに話せた」などと夜遅くまで、おしゃべりを楽しまれていました。
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